壁の中の下地を見つける方法・探し方

ほとんどの住宅の壁は石膏ボードというものが貼られています。石膏ボードは不燃性などのメリットがあって使われているものの、素材が脆いため釘やネジ(ビス)を打っても固定力が得られません。

そこで壁に収納目的の棚などを取り付けたい場合、壁の中に入っている下地材のある箇所にネジを打つ必要がでてきます。しっかりと壁内の下地(木材か軽量鉄骨)に狙ってネジを打ち込むことができれば固定力が得られるんです。

今回は壁の中にある下地材を探してみたいと思います。

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下地の入っていない箇所にネジを打つといずれ抜ける

下地の探し方に入る前に…。もし下地の入っていない位置にネジ(ビス)を打つとどうなるか。の例をお見せしたいと思います。

僕が住んでいる家ではなぜか下地の入っていない位置にトイレットペーパーホルダーが取り付けられていました。ホルダーを固定しているネジにはトイペを引き出す度に少しずつ負荷が掛かります。

その結果が以下です。石膏ボードが脆いので固定力が得られずネジが抜けてきてしまいました。。。

このように下地の無い位置の石膏ボードにネジを打ったとしても負荷を掛けるといずれ抜けてしまいます。これが重量のある物だったら即抜け落ちてたと思うし、思い本や割れ物が乗っている棚だったら危ないですよね。。

石膏ボード用のピンを使ったウォールシェルフもある

がっつり重い物を乗せるつもりの無いディスプレイ程度の壁であれば、下地を探して釘やネジを打つなんてことしなくてもよかったりします。

石膏ボード用のピンを壁に挿してそこにウォールシェルフを引っ掛けるというものです。耐荷重は3kg〜6kg程度ですが、圧倒的に楽なので用途に合えばありですね!

詳しくは以下の記事にまとめたので見てみてください。

>>壁に釘・ネジが打てない賃貸でウォールシェルフが実現できる便利グッズ9選

壁の中の下地材の探し方

前置きが長くなりましたが、以下で実際に壁内の下地を探していきます。

といっても拍子抜けするぐらい簡単です。。。

下地を見つけるために必要な道具

下地の位置を見つけるのに必要な道具はたった2つだけ。

1つは電波で壁の中の状態を探知するタイプのセンサー。壁に沿って動かすことで木下地や、電気配線が通っているだいたいの位置を探知することができます。

2つ目は壁に針を刺して探知する物理的なタイプのセンサー。1つ目のセンサーで反応があった場所に本当に下地が存在するのか確定させる役割と、針の深度で下地までの距離を測って必要なネジの長さを知ることができます。

この2つのセンサーはセットで使うのが定番なので、2点セットで売られています。

STEP1:下地センサーで大まかに壁の中を知る

まずは壁の中の状態をおおまかに探知します。

下地センサーを壁にくっつけてからスタートボタンを押します。そのまま壁に付けたままセンサーをスライドさせましょう。

壁に付けたままセンサーをスライドさせていくと、ブザーがなって三角形のマークが赤く点灯する場所に当たります。そこが下地が存在する箇所です。

マスキングテープを貼って三角マーク点灯し始めた位置を出しておきます。

反対側からもスライドさせて同じように三角マーク点灯し始めた位置にマスキングテープをペタッ。

万全を来たすために縦にズラした位置でもセンシングしてみると。

上下で同じ縦のラインで下地反応がでました。

これによって、このマスキングテープの間の縦のラインに下地が通っているということが分かりました。

※ちなみに電気配線が通っている場所はイナズママークが光って知らせてくれます。こういう場所はビスを打たないように気を付けてくださいね。

STEP2:針を刺すタイプの下地チェッカーで下地があるか確定する

下地の位置がだいたい分かったので、今度は針を刺すタイプのセンサーで下地が間違いなく存在するか確認します。

刺してみて針が検知器の途中で止まれば下地が存在するということ。

さらに針が止まった位置に表示される数値も見ておきます。

この場合、数値は18mmから3メモリ後ろの15mmを指していたので下地までの距離は約15mmだという事が分かります。よって、この数値以上の長さの釘やネジ(ビス)を使わないと下地まで到達できません。

実際に使うビスの長さは、石膏ボードの厚みの2〜2.5倍ぐらいは下地にビスを効かせたいので、センサーが指した数値の2〜2.5倍の長さのネジを僕は目安にチョイスしてます。具体的にはいつも35mm前後のビスを使っています。

※ちなみにその場所に下地が無かった場合、ズブズブと針が全部入っちゃいます。めっちゃ分かりやすい。

目安として、「窓枠のすぐ横の縦のライン」や「壁の突き当たりの角」には、壁の構造的に下地が入っている可能性がかなり高いです。

余談:下地チェックに針の穴はめちゃくちゃ小さいので針の痕を気にしなくてOK

針を刺して下地の有無をチェックしている様子を見ると、穴がいっぱい開いて目立ってしまうのでは…と心配になる人もいると思います。

しかしそこは心配ご無用。針の穴は画鋲より小さいぐらい目立ちません。

アップしてみるとこんな感じ。4つぐらい小さい黒ポチが見えますでしょうか。

目で見ると正直近づかないと分からないぐらいなんですが、爪でゴニョゴニョすれば塞がっちゃいます。

他にも誰にでもできる穴を塞ぐ方法もあるので、以下の方法を知っていれば全く躊躇なく針をさせると思います。

>>壁に空けた画鋲やタッカーの穴をすぐに補修できる簡単な方法

下地の位置が特定完了。下地探しはたったこれだけ

実は作業としてはこれだけ。簡単ですよね。たった2ステップで下地の位置が分かってしまいました。

この下地の部分なら釘やビスが効く(しっかり固定力が得られる)ので本棚を付けるなり、大きな絵画を飾るなり重い物も取り付ける事ができます。

メーカーさんも一連の流れを動画でも解説しているので、以下の動画も合わせてみるとさらに理解が深められます。

やるまでが腰が重いけど、一度やってみると意外と簡単な下地探し作業。この話が参考になれば幸いです!

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