【デスクDIY】横長・壁幅いっぱいの2〜3人座れる机を子供部屋に作る

物置だった部屋を子供部屋に改造するプロジェクトの第4記事目。

前回は、デスクを設置する予定の壁に青いペンキを塗りました。青は勉強や仕事が捗るカラーです。

前回の記事>勉強・仕事ゾーンの色を塗り分けて集中できる空間を作る。壁紙を上下に塗る時のコツも紹介

んで、今回はこのペンキを塗った壁に沿って長尺のデスクを作っていきたいと思います。

この記事で分かる事:デスクの脚から自作して、長尺の机をDIYする方法

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YouTubeにもアップしているので、動画で見たい方はこちらでどうぞ。

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今回デスクに使う木材はラバーウッド材

ホームセンターでデスクに使う天板を買ってきました。

ラバーウッドという樹種なんですけど、4.2mという長さで売ってたので、壁の幅ちょうどのサイズにカットして持って帰ってきました。(この長さの物を丸ごと設置してロングデスクにして行きたいと思います。)

天板表面のヤスリ掛け、板の角を取る(丸める)

まずは板の表面の微妙なササクレや毛羽立ちを取るために電動サンダーでヤスリ掛けをしていきます。

この板は集成材である程度表面は整ってので、サンドペーパーの荒さは最初から細かめの320番を掛けました。

320番の紙ヤスリを一通り掛け終えたら、仕上げ用に400番のペーパーに変えて、さらに表面を滑らかにしていきます。

もっと仕上がりを良くする為に800番とか1000番ぐらいまで掛ける人もいますが、僕は400番までで十分満足です。すべすべの手触りになるし自分で使う分にはこれで十分です。

(子供が使う机なのでササクレがあると困るので念のため)裏側も320番のみでザッとやすります。

角にも軽く当てて丸めました。

ちなみに今回使うラバーウッド材はパイン材とかと比べて硬いので机に向いてると思います。それに安っぽさもでにくいので結構好んで使っています。

天板はラバーウッド特有の白い感じが好きなので特に塗装などせず、最後に固く絞った布で拭いて、仕上げ完了です!

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デスクの脚に何を使うか。市販を買うか自作するか迷った末に…

しかし今回迷ったのはここからで、デスクの脚に何を使うか、というのに非常に悩みました。

候補1:まず考えたのが、IKEAで売ってる引き出しに天板を乗せるだけという方法

このアレクスという引き出しはIKEA公式で天板を乗せて使うことを推奨してます。

これは何と言っても簡単で、組み立てて板を乗せるだけという手軽さが良いんですよね。収納力もあるし引き出しの高さも70cmとデスクにピッタリです。

しかし、意外とお値段が高くて1個11,000円っていうIKEAにしてはお財布に優しくない価格ない。。。今回の場合3つ置くと33,000円も掛かってしまうので悩んで悩んだ末に諦めました。

数万払ってでも簡単に収納力のあるデスクを作りたい。という方向けの方法かなと思います。

候補2:シンプルなアイアン風の脚を使うのも簡単

これも簡単に設置できるし、3つ設置してもコストも13000円とお手頃で、現実的にこれも有りだよなぁ。

候補3:天板の余った材でデスクの脚を作る(※1番めんどいけど1番安い)

ただ、他の選択肢として頭にあったのが、天板をカットした時に出た余った端材で脚を作ってしまうというパターンです。

天板が4.2mで売っていたので、余った材も部屋に持ってくると↓この大きさです。。。

大きいサイズの板だけに値段も1.4万円とそれなにしたので、端材を余すことなく使うことでデスクの脚代を節約するのが狙いです。

安くてカッコよく仕上げられるのがDIYの醍醐味でしょ!という事で、「材が勿体ない」のと「節約」を兼ねて今回は自作の脚でいくことにしました。

(今回は節約で自分でデスクの脚を作るけど、「IKEAのチェスト」や「3段ボックス」に天板を乗せて終わらせるのがやっぱり1番手軽だと思います。笑)

デスクの脚を作る

天板は既に完成(買ってきてヤスリ掛けしただけ)しているので、脚を作っていきます。

まずは端材からパーツを切り出す

電動丸ノコ丸ノコガイド定規を使って、端材からデスクの脚になるパーツを切り出していきます。

今回は端材から取り出せるパーツがギリギリっぽかったので、「fusion360」と言うフリーで使えるCADを使って一枚の木材からどのようにパーツを切り出すか「木取り図」を描いてから、計画的にパーツをカットしています。

木取り図を書かずに適当に切り出していたら、材料が足りなくて追加で買うコストが高く付いていたと思います。

【関連記事】【各社比較】DIYにおすすめの丸ノコを紹介!後悔しない選び方のポイントを解説

【関連記事】DIY初心者こそ安全性・精度が高いスライド丸ノコを使うべき。1年使い倒したレビュー

そんなこんなで端材から切り出したパーツがこれ。

脚3つ分の材料なんですけど、余ったのがこれだけだったので、木取り図を書いといて良かったなーと内心ヒヤヒヤでした。

切り出した材を仮で組んでみると以下のようなフレーム状の脚になります。(実際には90度回して立てて使います)

ただ、この枠だけだと剛性が弱いので一本補強を入れてあげます。

「見える面は綺麗に仕上がるダボ継ぎ」で。「見えない面は簡単なビス留め」で組む。

だいたい完成系が見えたので、実際に脚のパーツを組んでいきます。

木材を組んでいく方法はいろいろありますが、難易度順に並べてみるとこんな感じですかね。

「 接着剤のみ < ビス留め < 釘 < ダボ継ぎ < ほぞ組み継ぎ 」

接着剤のみはデスクに使うのは強度的に問題外として、僕としては「早くできて簡単なビス」を使いたい。でもビスを入れた面は見た目が美しくない。というのが問題。↓こんな感じの見た目

木材表面の見た目が美しくないビス留め。でも簡単で早い

なので見えない面は楽にできる「ビス留め」で、見える面は表面が美しく仕上がる「ダボ継ぎ」という方法で組んできます。

ただ、ダボ継ぎって僕も何回かやった事あるんですが、見た目に反して結構難易度が高いんですよね。

昔、ダボマーカーという道具を使ってダボ継ぎをやった時の記事を書きました。マーカーでも出来るけど綺麗にやるには正直コツがいります。(繋ぎ部分の精度に多少荒があっても組めれば良いなら安上がりだしマーカーで十分です)

【関連記事】ダボ継ぎのやり方。表面にビスや釘穴を残さず家具を綺麗に見せたいときに使える手法

特に今回は予備の材とかも無くて一発勝負。失敗したくないんです。なのでこんな物を買ってみました!

高機能ダボ穴ジグ!!これがあるだけで100発百中(今の所)の精度で、ダボ継ぎが成功する最高の補助ツールです。

ちょっと高いけど何回か使う人だったら買う価値のあるものです。これを使ってダボ穴を開けていきます。

ダボ治具を使ったダボ継ぎのやりかた

今からダボ穴を空ける木材の厚みが25mmなので、その半分の12.5mmにダボ治具の穴が来るようにセッティングしてあげます

写真じゃ見づらいのですが、治具の横面に「数値」と「矢印」が書いてあるので望みの数値の位置に合わせるだけです。※0.5mm単位の調整は付属のスペーサーを入れて調整します。

板に取り付けてみると↓こんな感じ。板の厚みの中心にドリルの挿入を補助する穴が来ている事が分かります。

では、実際にダボ穴を空けていきます!穴を開ける木材をしっかりバイスで挟んで固定して、

ダボ治具を木材横面のツラに合わせて固定します。

今回は8mm径のダボを使うので8mm径のドリルでダボ用の穴を空けました。

使っているのは電動ドライバードリルインパクドライバーでも大丈夫ですが、軸のブレがドライバードリルの方が少ないので精度が必要な穴あけにはドライバードリルを持っておくと安心です。

逆に今回のような硬めの木材(ラバーウッド材)などにビスを打つ時にドライバードリルだとトルク不足に陥るので、以下のように使い分けています。

さて、ダボ治具を使った結果、板の中心線に等間隔の綺麗な穴が開きました。

裏側も同じように穴あけしていきます。

↑では木口に穴を開けたのですが、次は板の平たい側に穴を開けます。

板自体をしっかりクランプで固定してから、ダボ治具も固定します。こちらも12.5mmの位置にドリルホールが来るように設定。

こっち面からの穴あけはダボ治具を組み替えて変形させて使います。

穴が開きました。

その後、反対側も同じように穴あけ。

この段階で、上手い事ダボ継ぎが組めるのか確認しておこうかなと、接着剤はまだ付けずに仮で組んでみることにしました。

8×40mmのダボを使うので、20mmちょいの深さの穴を開けています。そこにダボを打ち込みます。

対になる板を入れてみると、、、

段差もなく、高精度なダボ穴開けができている証拠です。完璧すぎる…!

続いて、↓こんな感じで入る補強材のダボ穴も開けていきます。

穴の位置が真ん中に来るように、板幅の半分の数値にセッティングしてダボ治具を固定します。

穴あけが完了!1番上のホールにはドライバー本体が干渉して入らなかったので2箇所のみです。

あとは補強材側にも2箇所穴あけして。

ダボを打ち込みます。

うわっ!ピッタリすぎる!ダボ穴治具を持ってなかった時はこんな精度でできる技量がなかったので、美しさに感動しております。。

問題なくダボ継ぎができる事が確認できたので、一度バラします。

接着剤を塗ってダボ継ぎ本番!

さっきはテストで組みましたが、今回は接着剤を塗って本番です。接着剤無しでも結構ガチガチに組めてはいたのですが、接着剤を塗った方がより強度が上がります。

使ったのは速乾性のボンド

ボンドは塗ったらそのままではなく、何か平たいもので均一にならしてあげると接着強度が増すらしい。

ダボで繋いだら、ボンドが乾くまでクランプで圧着が推奨。(クランプが無かったら無かったでなんとかなるとは思う)

タッピングビスを使って補強材を固定

ボンドが乾いたら、今度は補強材とダボ継ぎしていない方のフレームをビスで固定していきます。

↓こんな感じでドリルで65mmの深さの穴を開けてから、その中にビスを打つという方法を取ります。何故かというと90mm以上の長いタッピングビスが売ってなかったからです。※あっても頭(お皿?)の部分が板の厚みぐらい大きくなっちゃうんで使えないと思う。

タッピングビスとはビスの頭が平たくお皿状になってるもの。平たい部分が板に達する(ぶつかる)としっかり止まります。

ダボ継ぎしてない側は固定されてないので、しっかりコーナークランプで固定!

今から打っていくタッピングビスのお皿より大きい穴を開けたいので、「ダボ穴治具のホール」と「ドリルビットの径」を8mm→10mmに変更しました。

ビスで留めたい位置にダボ治具で穴あけします。ダボ治具は確実に垂直な穴を開けられるのでダボを差し込まない純粋な穴あけでも重宝します。こういう厚みの薄い25mm厚の材に10mm径の穴を開ける場合少し傾くと横から突き抜けて来ちゃいますからね。

ちなみに穴の深さはドリルストッパーという物がダボ治具に付属しているので、それをドリルに装着すれば簡単に深さ調整できます。

65mmの深さの穴が開けられたらタッピングビスを差し込みます。

ガッガッガッ!っと。穴の底がお皿に当たって進行が止まるまで差し込みます。

左、中央、右の3箇所で固定しました。

この時点で以下のように、ダボが5箇所、タッピングビスが3箇所でがっちり固定されました。

脚の底部となるパーツも今までと同じようにダボ継ぎで組みました。これでダボ継ぎ箇所は全部完了。

見えない背面は手抜きでOK。シンプルに直接ビスを打って固定

最後に脚の後ろ側に当たる板を乗せてビスで固定していきます。ここからは超簡単。

一応見えない箇所とはいえ、等間隔にビスを打ちたい性分なので、ビスの差し込み箇所をマーキングしておきます。

しっかりコーナークランプで固定して、

あらかじめ下穴を開けておきます。ここまで来て斜めにビスを打ってしまいおかしな所から突き抜けるっていうミスだけはしたくないので最後まで丁寧にいきます。

下穴が開けられたら「皿取り錐」というドリルでビスの頭がくる部分を掘り込んであげます。こうすることでビスの頭が掘り込みに綺麗に収まってくれます。

【関連記事】DIY脱素人感を演出する皿取錐という工具。ビスによる木材割れを防ぎ、かつ綺麗に仕上げる

25mm厚の板なので、ビスは50mmのスリムビスをチョイスしました。

皿取錐を使ったのでビスの頭が綺麗に収まります

反対側もビスで固定すれば脚の完成です!

自作したデスク(机)の脚が完成!!

う、美しい…(自画自賛)

背面のビスで留めた箇所は↓こんな感じの見た目になります。

ビスが見えててもまぁ全然悪くはないんですが、ただやっぱりダボ継ぎすると表面は美しいので手間を掛けて良かったかなと思います。

長尺のデスクなので、この脚を3脚作りました。かっけぇ!!普通に売ってる家具のようだ!(自画自賛)

ーーーー【強度の話】ーーーー

脚の強度に関してですが、補強を入れた効果もあって、枠の奥行き方向にはガタつきは全くありません。

ただ横方向に関しては設置してみないと分からない所があるので、とりあえずこの状態で天板を乗せてみて、許容できないレベルで揺れたり、剛性が弱いなと感じたら、後から必要に応じて補強するスタンスでいきたいと思います。

部屋にデスクの脚を設置する

では最後にこの作った脚と天板を子供部屋のこの一画に設置して完成させていきたいと思います。

まずは脚を壁際に設置していくのですが、壁を傷つけないように壁にあたる面にフェルトのクッションを貼っておきました。粘着質が残らない様に弱粘着のマスキングテープの上から貼ります。

コンセントの位置関係の理由などで横の壁とは4cmほど隙間を開けるつもりなので、4cm角の木片をスペーサー代わりに置いてから脚を配置していきます。

真ん中はあらかじめセンターを出しておいて、目印のテープを貼っておいたのでそれに合わせて配置しました。

残す所、あとは天板をドッキングするだけ。

デスクの天板を乗せる

天板も壁に当たる箇所はフェルトを貼っておきます。せっかく塗装した壁が剥げてしまうと悲しいので細かいところですが、精神衛生上貼っておくと子供が使っていても安心していられます。

ついに天板を乗せていくのですが、これが今回一番の最難関でした!

めちゃくちゃ重いので、壁を傷つけないように慎重に慎重に乗せていきます。

壁の幅より余裕を持って板をカットしたつもりだったのですが、フェルトを両サイドに貼った厚みが(3mm+3mm)プラスしたのもあってジャストで収まりました。

脚とデスク天板をビスで固定すれば完成

最後の仕上げに天板と脚をビスで固定すれば完成です。

あらかじめ等間隔に下穴を開けておいたので、突き抜けない長さのタッピングビスで一つの脚につき6箇所止めていきます。

一つの脚につき左右で3箇所ずつ、合計6箇所留めました。脚25mm、天板25mmのため40mmのタッピングビスを使用

ビスを打つ時に天板が浮いたりするので、クランプで締めたり、重しをデスクの天板に乗せておくとやりやすいです。

脚からDIYで作ったシンプルでミニマルなロングデスク(長机)が完成!!

ついにデスクが完成しました!

脚も必要な機能だけって感じのミニマルなデザインで作ったので、ブルーにペイントした壁もより引き立つシンプルなデスクになったと思います。

ラバーウッド材はコストはまあまあお手頃なんですが、よく使われるSPF材とかパイン材とかよりも安っぽさが出にくいので、シンプルな見た目でも素材で勝負できるっていう、バランスの良い樹種だと思います。

あとは天板も脚も25mmと厚みのある木材で構成したのが、しっかりした家具に見えるポイントかなと思っています。

子供部屋DIY前後のBefore→After比較

初期の何も手を加えてない部屋の状態からの変化の過程を見てみると、、

【改装前の部屋】

↓・ダサい部屋は白ペンキで塗りたくれ!!とっておきのインテリア整い術

↓・【賃貸OK】スッキリ大容量、横幅いっぱいの壁面収納棚をDIY

↓・勉強・仕事ゾーンの色を塗り分けて集中できる空間を作る。壁紙を上下に塗る時のコツも紹介

【デスク制作前の部屋】

↓【デスク制作後の部屋】

海外のお家にありそうな感じで、めっちゃくっちゃ可愛くなったと思います!!子供部屋ですが自分もここで仕事したくなりました。

また、デスクの設置前と見比べてみると、ただ色を塗った壁だけがあるよりも、こうやってデスクが設置されたことで壁のブルーもより相乗的に引き立って見えるようになったと思います。

やっぱり家具って部屋の雰囲気を左右するものとして大きなウェイトを締めるんだなぁって改めて感じました。

気になっていたグラつきも全くなく、これ以上の補強も必要なさそうです。

最後に、デスク全体のサイズはこんな感じ。

高さが72.5cm、奥行きは50cm、横幅が壁幅いっぱいの258cmとかなり広く取っていて、作業領域の広い理想のデスクになったと思います。ちなみに片方は子供が、もう片方は妻が使う予定となっています。

ここまででこの一画に関しては、壁面収納作り、壁のペイント、デスク作りとやってきて、だいぶ必要な環境が揃ってきました。デスクと棚には同じラバーウッド材を使ったのでまとまりのある空間になったんじゃないかなと思います。

椅子はIKEAの6000円ぐらいのデスクチェアを調達してきました。子供部屋に置いてもデザインが可愛いくていいんですよね。

これが見た目と値段に反して座り心地も普通に良くて、いい買い物をしたなあと思ってます。椅子についてはまた後日詳しくレビューします。

今回使った工具や材料リンクまとめ

使った工具や道具類を以下にまとめておきます!

[電動工具類]

[工具類]

[材料類]

[候補に上がったデスク脚]

次回:引き出し収納がないので有孔ボードで全て収めたい

今回作ったデスクには脚しか作らなかったので、デスク下に収納が無いのがネック。

ただ、本や書類系はデスクの上に作った棚で十分です。問題は細々した文房具など。引き出しって時間が経つにつれ要らない物が増えたり分類分けがグチャグチャになっていくので、実は要らないのかなと思ってます。

先日IKEAへ行った時に「有孔ボード」も買って来たので有孔ボードに全て収納していきたいなと構想してます!と言う事で、次回はIKEAの有孔ボードを取り付けあたりをやってみたいと思います。

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