賃貸で間仕切り壁を作ることは可能なのか?ディアウォールやラブリコでできる現実的なライン

賃貸物件に暮らしていると、ふとここに間仕切りがあれば生活しやすいのにと思うことがあります。

簡易的なゾーニング程度であれば棚を置いたりはできますが、もうちょっと本格的に部屋を仕切る方法はないものか。。。

そこで今回は賃貸でも天井や壁に傷をつけずに2×4材の柱を立てられる、ディアウォールやラブリコを使って間仕切りを作ることについて考察していきます。

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ずっと無理だと思っていた賃貸物件の間仕切りに光明が…!

きっかけはラブリコの製造メーカーである平安伸銅工業さんの以下のツイートを見かけたことから。

2〜3年前はディアウォールもラブリコも(或いはどちらかの)製品パッケージの裏に「間仕切りに使用しないで下さい。壁の端っこに沿ってお使い下さい。」との文言が書いてありました。

それ以来、これらの2×4材突っ張り系ツールは間仕切りには使えないんだなぁとずっと思っていたんです。

しかし、メーカー公式さんが間仕切り的な使い方をしていたので、以下のように疑問を投げかけてみると。

配慮が必要ですが、なんと間仕切り的な用途にも使用できるとのこと…!

改めて現在発売されてるラブリコとディアウォール両方のパッケージも確認してみた所、どちらも「間仕切りとして使わないで云々」の文言は消えていました。

ただし、「人がもたれかかったりなどで想定外の方向、強さの荷重がかかる可能性がある場合は、十分にご注意ください。」とのことで、使う場所・用途には十分に注意が必要そうです。

住宅に間仕切りとして使う場合に安定させる工夫

上記のメーカーが言っている注意点ですが、住宅で使う場合は基本的に当てはまることが多いように思いますよね。。。この言葉を無視して作った壁が倒れてきても恐いし自業自得ですし。

結局、メーカーとしては使えない事はないけど倒れても自己責任だよと言うこと。だったらなるべく安定する方法で扱えば良いのでは?と言うことでより安全に間仕切りとして使える方法を考えてみました。

基本編:天井に下地が入っている場所を確認して2×4材を立てる

天井の構造は木材か鉄骨で下地が作られ、その下地にボードが貼られています。

洋室天井の構造

【参考】【セルフリノベーション】DIYで洋室の天井を抜くより

基本的にラブリコやディアウォールはこの天井下地が通っている位置でないとしっかり突っ張ることができずに強く固定できません。

上の画像を見ると分かるのですが、壁際はほぼ確実に下地が通ってます。なので壁際で使う時には下地の位置など意識しなくても良いんです。

ですが、間仕切りとして使う場合は下地がどの線を走っているのか見極めなければなりません。もし下地の通っていない場所で2×4材を突っ張ろうとすると天井表面に使われている石膏ボードは脆いため、最悪壊してしまうこともあります。

めんどくさそうに思えますが、下地探しはそこまで難しいものでもありません。下地の見つけ方については、詳しくは以下をご覧ください。

>>壁の中の下地を見つける方法・探し方

下地の緩みや、下地を捉えてない場合の危険性は以下の記事でも話しています。

>>ディアウォールやラブリコは危険なのか?安全な使い方を考えてみる

応用編:間仕切り自体の安定化を目指す

間仕切り自体を安定させる方法として、チェストなどの家具で間仕切りを挟み込んだりしても安定性が増しそうですね。

以下は間仕切りではありませんが、手前にデスクの様に台を作ることでディアウォールの棚をより安心して使えるようになっています。

【参考記事】【賃貸DIY】ディアウォールで漫画のための本棚を作る

他のアイディアとしては、以下の記事のように二重に設置して奥行きを持たせることで強度・安定感を得る工夫も有りですね。

【参考記事】賃貸でもディアウォールで安心・簡単DIY!!パーテーションの代わりにもなる大型の収納棚を作ってみた

こういった安定化の工夫ができれば使い方の幅は広がりそう。

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おまけ:ディアウォールやラブリコ意外にも間仕切りとして使えるモノ

完全な壁としての間仕切りではありませんが、緩やかに空間を仕切る棚として使えます。見た目もスタイリッシュでカッコ良いですよね。

耐久性も棚板1枚当たりの耐荷重「約30kg」と丈夫さもあります。既製品ならではの安心があるのも確かです。

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