勉強・仕事ゾーンの色を塗り分けて集中できる空間を作る。壁紙を上下に塗る時のコツも紹介

物置だった部屋を、小学生になった子供用に改造するプロジェクトの第3記事目。

前回は、デスクの上に来る大容量の壁面収納を作りました!

前回の記事>【賃貸OK】スッキリ大容量、横幅いっぱいの壁面収納棚をDIY

んで、当初こんな感じにしたいなと思って書いた部屋のイメージ図を見ると、

次の家具はデスク設置になるのですが、その前に今回はデスクの設置前にデスクスペースの壁に色を入れていきたいと思います

ペンキで壁を塗るのには「遊び心」とか「インテリア」で色を取り入れるという以外にも意図があります。それはデスクスペースのゾーニングです。

勉強など集中する場所であるデスクスペースを囲うように色を変える事で、心理的に「ここは勉強する場所」と気分の切り替えができることを狙っていきます。物理的なゾーニングではない為スペース的にも有効活用できる算段です。

では、実際やっていきましょう!

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YouTubeにもアップしているので、動画で見たい方はこちらでどうぞ。

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塗装の境界線にマスキングテープを貼る

まずはペンキを塗る場所と塗らない場所の境目にマスキングテープを貼っていきます。このテープがペンキを塗り分ける最前線となるので、床と壁のキワに沿って隙間ができない様に真っ直ぐ貼ります。

僕のブログでペンキを塗るときは何度でも言いますが、ペイント作業においてマスキングテープ貼りの工程が一番重要です!!

  • ペイントの完成度の高さはマスキングテープの丁寧さで決まる
  • マスキングが雑だと残念な出来に
  • マスキングテープには一番時間を掛けても良い

ペンキ塗りは適当で良いけど(ダメだけど)、ここだけは丁寧に時間を掛けましょう。難しい訳ではないので、丁寧にやれば誰でも上手にできるはずです。

端っこまで行ったらテープをカットして完了なんですが、このとき余分にテープを残しておきます。

そのあとヘラや定規を当ててカットしてあげると、境界線に沿って綺麗に切る事ができます。貼り始めのスタート側も同じです。

その後は他の箇所も黙々と丁寧にテープを貼り進めていきます。

今回は窓枠を境にペンキを塗り分けるので窓枠との境界線にテープを貼りました。

下の床側と横の窓枠にテープを貼れたので最後に上の境界線テープを貼って行くんですが、真っ直ぐテープを貼るにはガイドの様な目印がほしい所。

そこで、適当に余っていた木材にペンキを塗り分けたい高さの印を書いて、ガイドにしてみました。

こんな感じで壁に板を押し当てて、先ほど書いた印の高さを壁にも鉛筆でプロットしていきます。

今回は勿体無いの精神で余っていた木材を使いましたが、1m定規とかもAmazonとかで安く買えるので、定規を買った方が正確だし便利だと思います。

ちなみに今回カラーを塗り分ける高さは990mmです。数値に根拠とかは全然無くてなんとなくです。

この辺が良いなと思った高さを測ったら990だっただけっていう感じです。この辺は好みになるので、自分で測ってみてこの辺かなと思った数値で良いと思います。

先ほどプロットした点同士を線で繋いでいけば、一定の高さで壁に直線を引く事ができます。

基準の線が書けてしまえば、書いたラインに沿ってマスキングテープを貼っていくだけの作業です。

鉛筆で書いたラインにテープが被ってしまうと、最後にテープを剥がした時に線が残ってしまうので、書いた線ピッタリではなく気持ち線の上に来る様にテープを貼り進めていきます。

このラインのテープ貼りがクネクネ曲がってしまうと、最後にテープを剥がした時のラインも曲がってしまって見栄えが悪いので、なかなかに神経をすり減らしながら慎重に貼っていきました。

壁を汚さないためにマスカーで養生する

養生にはマスカーというテープとビニールが一体になったものを使うと便利。

これはマスキングテープの上から大雑把に貼るだけで良いので丁寧にやらなくても問題ありません。サクッと貼ります。

貼れたら折りたたまれているビニールを伸ばして床を覆っていきます。

床以外の四方もぐるりと覆っていきました。

最後にカバーを外したコンセントに適当にテープを貼って養生は完了です。

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凸凹した壁紙へのペンキを塗り分けで綺麗なラインを出す裏技

マスキングと養生が終わったから、ペンキ塗り始めようか!となっちゃうんですが、実はビニールクロスの壁にこのままペンキを塗ると、綺麗に仕上がらないないんです。

【超重要】ビニールクロスの壁にそのままペンキを塗ると、綺麗に仕上がらない

なぜかと言うと、エンボス加工(凸凹加工)がされている壁紙にペンキを塗ると、テープとデコボコの細かい隙間から塗ったペンキが滲んでしまいます。そのため、マスキングテープで貼ったライン通りの線がでなくなっちゃうんです。

ではどうすれば良いかと言うと、今回は以下のパテを使います。

壁とかをピンポイントで補修するパテなんですけど、これを使って色が綺麗に分かれる工夫をしてあげようと思います。

パテを適量指に取って

マスキングテープの境界に沿って、指でナゾってあげます。

こうやってテープと壁紙のこのデコボコの隙間をパテで埋める事で、ペンキが隙間に入って滲むことがなくなります。ほんの少しの工夫なんですけど、知っているか知らないかで最後の完成度に差が出てきてしまうんですよね。

マスキングテープを貼った面がデコボコしていない、床とか窓枠との境目とかは隙間がないので、特にパテを塗るらなくてもペンキが滲むことはないと思います。(この妥協が後々悲劇を生むことになろうとはこの時誰も気付かなかったのである…)

ベンジャミンムーアにペンキを買いに行く

ペンキを塗る準備ができたので、ベンジャミンムーアというお店にペンキを買いに来ました。

僕ここのペンキの色が結構好きで、以前にドアを塗装した時の動画でも使ったペンキブランドになります。

今あるドアにペンキを塗るだけで別物に!手軽にドアの色を変える

値段はホームセンターとかで売ってるペンキよりお高めなので、小さい範囲をピンポイントで塗りたい時にここのペンキを使う事が多いです。微妙な色の違いも選べるし、色合い自体が素敵なものが多いのでここぞという所で使いたいですね。

今回選んだカラーは「Slate Teal (2058-20)」という色。

普段はくすんだ感じのスモーキーな色が好みなのですが、今回は子供部屋ってことでハッキリした色を選びました。

壁にペンキを塗って勉強エリアをゾーニングしていく

塗装に必要な道具は以下でOKです。

ペンキを注ぐ前にしっかり振ってから開封します。

とりあえずのペンキ1度塗り目

まずは塗りずらい隅や窪みの部分を刷毛で塗ってから、広い面をローラーで塗るという順序で進めていきます。

丁寧にマスキングテープを貼ったので、境目部分もガシガシ塗って全然大丈夫です。

ドア枠とか窓枠の際も同じ様に先に塗っておきます。

隅っこが塗れたらいよいよ一番楽しいローラーでの塗装です!端から塗り残しの無いように塗料の厚みを均等に薄くするように意識して塗っていきます。

エンボス加工の壁紙に塗る場合、壁紙の凹凸を塗りつぶすのに結構ローラーを押し付けなくちゃ塗りつぶせない時もあって、長い時間に渡って力を使うんですよね。そのおかげでローラーでペンキを塗った後はいつも手がプルプルしたりします。と言っても今回は天井塗りがないだけイージーですけどね。

一気に部屋の色が変わっていくローラー塗りは何度やっても楽しいなぁと思います。

ペンキが乾いてきた壁を見るとムラがすごい。けど想定の範囲内です。

ペンキはほぼ2度塗り必須だと思って良いです。1度塗りだけだと絶対と言っていいほど綺麗に仕上がりません。

2度塗り目をしていくのですが、日を跨ぐのでペンキが乾かないように蒸発する分の水を少しだけ足して、ビニールで縛っておきました。こうするとカピカピにならず次の日も使えます。

ムラを無くす為のペンキ2度塗り目

後日2度塗りをしました。

2度塗りをすると目に見えてムラが消えていきます。

残ったペンキが勿体無いので3度塗り目。完成度がより上がります

2度塗り目が乾きました。色ムラも目立つほどのものは無くなりました。

ただ、容器に出したペンキがまだ余っているんですよね。一度出したペンキは保存できないので勿体無い…。

という事で、よーく見ると残っている色ムラを消す意味でも3度塗りすることにしました。笑

結果、とても完成度の高い塗装面になりました!

マスキングテープと養生を剥がす

3度塗りも乾いたので最後の仕上げに養生とマスキングテープを剥がしていきます!

養生を剥がす瞬間もまた爽快なんですよね。部屋が変わったのを確認できる瞬間が気持ちいいんです。

パテを塗って一手間加えたマスキングテープの境界線はというと、、

パキッとした綺麗なラインが出てきてくれました!

「パテを塗らなくても大丈夫だと思う」と言った、ドア枠との境界線はというと、、なんだか怪しいラインが見えてきました。

これはやらかしてしまったなぁという感じですね。笑

床側の方はツルツルした面だけあって、そのままでも綺麗な境界線が出てくれました。

デスクスペースの塗り分けが完成

完成した腰から下を塗り分けた壁がこちら。

結構綺麗に塗り分ける事ができていて、仕上がりもなかなか良いんじゃないかなと思います。

この壁の一部にペンキを塗るっていうこと自体はデスクゾーンを作る過程なので、今回のDIY単体で見ると別に部屋がこんなに変わりました!みたいな話がしたい訳ではないんですけど。

一応この部屋の一番最初の状態からどう変わったか順に見てみると、こんな感じで変化してきています。

雰囲気もかなり変わったんじゃないかなと思います。

量産型のただの箱から、自分たち家族の暮らす部屋っていうオリジナルのカラーが見える空間になってきた感じがします。

壁一面だけ色が違うアクセントウォールと言うものは日本でもよく見る様になってきてアレもカッコいいんですが、こうやって腰から下ぐらいの高さだけカラーを入れる部屋って日本だとあんまり見ない気がします。個人的には壁自体の主張が激しくなりすぎないしこういうカラーの使い方はカワイイし好きです。

塗り分け部分もどうですかね?塗り分けたラインもパキッと綺麗に出ていると思います。

指でパテを塗るだけのほんの少しの工夫なので、こういったデコボコのある面を塗り分ける場合はぜひ使ってみてください。

色を塗り分ける事で得られる機能性

ここからは色の視覚的な役割や機能的な使い方で意識した点にも触れていきたいと思います。

デスクエリアのゾーニング、気分の切り替え。

最も意識したのは動画冒頭でも触れたデスクエリアのゾーニングです。

今回はあえてデスク正面の壁だけでなく両サイドも取り囲む様に塗っています。そうすることで、違う空間に入る感覚を意識しました。

このエリアを壁のカラーでゾーニングすることによって、ここは勉強するところ・集中するゾーンだよって言う気分の切り替えの役目を狙っています。

物を隔てたゾーニングではないから部屋を広く使える

2点目は物理的なモノを置かずに空間が区切れるので、狭い部屋でもスペースを有効的に使える点です。

この部屋は6畳ぐらいでコンパクトなんですが、物の隔ててゾーニングするのではないので、狭くならないって言うメリットも得られます。

むしろ狭いからこそ色の塗り分けだけでエリアの役割を与えていくべきかなと思いました。

青色は集中力UPカラー!勉強・仕事と相性◎

最後、3つ目は青色は集中力が上がるという点でカラー選びをしました。

色って心理的な作用があるって良く言いますよね。例えばグリーンはリラックス作用があるとか、イエローは気持ちが明るくなるとか。

この壁がデスクの目の前に来るので、どんな色が良いかなと考えた時にブルーって言う色は集中力に良い効果があるって聞いた事があるのを覚えていたので、今回は青色を選びました。

ちなみに仕事運がアップとかそういう風水的な色のことは知りませんので悪しからず。笑

反面教師にしてほしい、ミスした3箇所まとめ

最後に今回失敗したと思った3箇所と原因を簡単にまとめておきます。次は失敗しない様に備忘録として…

1.境界線のパテ塗り不足(パテ塗りしないと全てこうなる)

マスキングテープとの境界線でパテの刷り込みが甘かったところが数箇所ありました。

ちょんちょんと青いペンキがラインから飛び出しているのがわかります。

パテ塗りをせずマスキングテープだけでペンキを塗ると全面こうなっていたことでしょう。

今回は数箇所だったので、暇な時に小さい絵の具用の筆で白ペンキを塗って修正したいと思います。

2.ドア枠、窓枠の塗料滲み

ここは今回一番の失敗箇所ですが、どうすれば良かったのか考察しておきます。

ドア枠/窓枠は基本的に凸凹した面ではないので大丈夫かと思っていたのですが、どうやらマスキングテープの貼り付け位置が壁紙側に寄り過ぎた為にこうなってしまったんだと思います。

もう数ミリ余裕を持って窓枠やドア枠側に貼り付けてれば凹凸もないので綺麗に線がでた気がします。

それかもうあまり過信せず他の箇所と同じ様にパテ塗りしておくべきでした。

3.床の境界も際に貼りすぎた

前回壁に白ペンキを塗った時に若干床にはみ出した部分の白ペンキが微妙に見えてしまった箇所がありました。

これに関しては、壁と床の際を責めずにもう少し余裕を持ってマスキングテープを貼っても良かったのかなと思ったところです。

と言っても、これは以前にもペンキを塗ったことがある壁限定で、初めて塗る壁なら気にしなくて大丈夫です。

次回は壁いっぱいの長尺デスクを作っていきます!

今回ブルーに塗った壁際に沿って、デスクを作りました!脚も自作のオリジナルデザインです。

【デスクDIY】横長・壁幅いっぱいの2〜3人座れる机を子供部屋に作る

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