高原に生える雑木の清々しさを部屋にもたらしたドウダンツツジ:枝物植物のある暮らし No.03

部屋で活ける枝物としてド定番なドウダンツツジ。とても人気がありインテリア雑誌などでも良く見かけます。

自分で活けてみて分かったのですが、人気があるのにはそれなりの理由がありました。今回初めてドウダンツツジを活けてみたので、部屋に飾った様子や管理のしやすさなど肌で感じたことを記していきます。

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暑い季節に視覚的に涼を与えてくれる存在

ドウダンツツジがお花屋さんに出回るのは5月〜10月ぐらいまで。初夏、梅雨、真夏、残暑の残る晩夏と暑い季節をカバーしてくれます。

私は7月から活け始めたのですが、この蒸し暑い時期でもドウダンツツジを活けると途端に爽やかな空気感。当たり前ですが実際には湿度も気温も変わってないんですが、そう感じられるんです。

それは例えるなら風鈴みたいな存在ですかね。風鈴の視覚版です。とても涼しげ。

光に透ける葉が癒し度100%

この透け感がもう最高…!光が透けた葉からは高原の木陰に近いものを感じました。キングオブ爽やかに任命したい。

ダイニングテーブルの上に置いてるからこの木の下でご飯を食べているような。リアルに木陰を感じたのは確かです。毎食がピクニック。贅沢だ。。。

ドウダンツツジの枝葉は形が良くインテリア性も良いんですよね。それも人気が高い要因の一つかも。

枝が細くてもしっかり木質化した枝で、木の幹の様な風格だから雑木が部屋に生えてる感覚。部屋が森っぽくて嬉しくなっちゃいます!

丈夫な植物だから管理してあげれば1〜2ヶ月は楽しめる

葉は徐々に傷んでいくもののしっかり水替えと切り戻しをしていれば結構長く楽しめました。

ほかの枝物と比べても傷みにくく初心者でも管理しやすい印象。管理がしやすいというのも多く流通している人気な要因なんでしょうね。

枝物を長持ちさせる切り戻しや水替えの管理の仕方は以下の記事が参考になりました。

【水切り・水揚げ】切り花が長持ちするコツを改めて知りたい!|キナリノ

うちでは3日に一度くらいの頻度で水替えと切り戻しをしていましたが、3ヶ月の時点で以下のようなチリチリ具合に。

さすがにもう処分かなと思いながらも比較的色のいい枝葉だけ切り出して活けておいたら実は6ヶ月間も枯れずに楽しませてくれました。めちゃくちゃ長持ちですよね。

と言うのも、枝から根が出てきたから長持ちしたんです。

7月に活けてから冬1月まで飾ってましたからね。チリチリになった葉は定期的に取り除いて見た目の管理もしていました。最後は枯れた訳じゃないけど、葉が全体的に黄色くなったので楽しませてくれてありがとう。と処分するに至りました。

エアコンの風が当たらない環境であったり、こまめに水替えをしてヌメッとした水にしないこと、そして枝が水を吸える様に定期的に切り戻しで断面を更新することが長持ちの条件かなと思います。

葉がチリチリになってきたら綺麗な小さい枝だけ切り出して活けるのも可愛い

チリチリの葉が目立つ様になってきたら綺麗な枝だけ切り出して小さいジャグに入れ直して活けていました。これがまた可愛いんです。

窓辺に置けるこのサイズ感がとても良き…!

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春から秋まで入手しやすいドウダンツツジの枝

流通量が多いメジャーな枝物だから入手しやすいのも良いところ。

小さい物だと一枝700円~大きいものだと1500円〜ぐらい。この価格でこれだけ長く楽しめるのは最高でした。植物はすぐダメになってしまうからお金を掛けるのはと躊躇している人でも挑戦しやすいし、コストパフォーマンスの良さも背中を押してくれる所があります。

街のお花屋さんでも入手しやすいドウダンツツジ。一枝活けるだけで部屋がとっても爽やかな空気に包まれます。ぜひ家に連れて帰ってみて下さい。

桜やユーカリを活けたときのお話もどうぞ

春には桜。冬にはユーカリを活けました。その時に感じた印象や管理のしやすさも書いています。ご一緒にどうぞ。

>>部屋に桜の枝を活ける贅沢:枝物植物のある暮らし No.02

>>秋冬に飾りたい爽やかで丸葉がかわいいユーカリの枝:枝物植物のある暮らし No.01

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