簡単にドライフラワーになる種類だけで秋冬の枝を活ける:枝物植物のある暮らし No.04
空気がさっぱりしてきて秋っぽさが増してきた10月。前回夏に活けたドウダンツツジから部屋に飾る枝物も秋冬に向けて衣替えをしました。
今回は色のトーンが控えめで秋冬っぽいもの。かつ放置しておけば簡単にドライフラワーになる種類の植物を選んで活けてみました。適当に選んだ割には好きな雰囲気を出せて結構気に入ってます。
YouTubeにも活けた時の様子をアップしたのでどうぞ。
目次
色のトーンを抑えた秋冬っぽい植物
今回は僕としては珍しく植物を5種類もミックスして選んでみました。
- 花茄子(パンプキンツリー):Solanum’pumpkin’
- フォルモーサ:Dayandora forosa
- パニカム:Panicum
- やなぎ:Salix
- ゴールドスティック(クラスペディア):Craspedia
全部近所の花屋さんで置いてあった物の中から選んだもの。
これらをバランスを見ながら束ねて花瓶に活けると…これが結構お気に入りな佇まいに!可愛いんですよ。
まさに秋っぽくて哀愁というか儚さを感じさせてくれます。置き場所としても秋冬の斜陽が射す西の窓辺に良く合う気がします。
ちなみに背の高いものを後ろに配置して手前に来るほど背の低いもので束ねました。花道とかは良く分からないけど、バランスが良くなる気がしてます。素人の感性であえて言うなら、パニカムのボリュームがもう少しあれば更にバランス良くなるかななんて感じました。
放置で簡単にドライフラワーになって長い期間楽しめるものをチョイス
植物の色のトーンを抑える意外にもう一つ拘った点があり、放置しておけば簡単にドライフラワーになってくれる枝物を選びました(店員さんに聞いた)。枝は花瓶に活けたけどドライフラワーにする前提なので花瓶の中には水を入れていません。
ちょっとそれぞれ個々に見ていくと、、
花茄子(パンプキンツリー)
花茄子の見た目はそのまんまカボチャなんですが、名前の通り茄子(ナス)の仲間だそう…!秋はハロウィーンのイメージもあるし、なによりミニカボチャのような可愛い姿に引かれて選んでみました。
今回選んだ中で一番強い発色と彩度なだけに、花茄子だけ浮いてしまわないか心配だったんですが意外と馴染んでくれました。
お花屋さんから輸送中に取れてしまった実もおまけで貰ったり。これはこれで可愛いですね。
ネコヤナギ
ふわふわにツボミが癒されまくりです。。。。5歳の息子も触り心地が気持ちいいのかモミモミしてたら一つポロリと取れてしまった…笑
ゴールドスティック
黄色く花はゴールドスティック(クラスペディア)。丸くて色もキツすぎず可愛い。これは花屋さんに置いてある時点で既にドライになっていました。
フォルモーサ
一見繊細そうな花に見えるフォルモーサ。この花萎れてしまわないか不安だったんですが、何日か経っても色も落ちないしこのままの姿で変わりません。
お花屋さんに勧められて選んだのだけど本当にクオリティを保ったままドライにしやすい花です。ブラウンとオレンジの中間の様な色で素敵な色。
パニカム
最後に稲っぽい植物のパニカム。穀物部分の外殻がコッパー色の輝きでこれも色がなんとも素敵です。
実はもう飾って一ヶ月ぐらい経ちますが、どれも雰囲気を損ねる事なく良い感じにドライになってくれています。花茄子だけは元の水分含有量が多いのでシワシワに萎んじゃいますけど、それもドライの良い佇まいです。
秋の夜長もしっとり良い雰囲気
春に飾った夜桜も優美で良かったけど、秋の夜長に飾る今回の枝もしっとり眺められて、これがなかなかに良いものです。
昼間より一段と秋っぽさが増します。どこか和なテイストも感じさせてくれますよね。和室飾っても合いそうです。
花瓶はニトリで気軽に手に入れられるものを使いました
花瓶に使ったのはニトリで買った500円ぐらいの花瓶。安いんですが結構気に入ってるんですよこれ。
活けるものにもよるけど、秋冬はガラスより陶器の花器の方が暖かみがあって個人的には好きだったりします。
冬の枝物ユーカリを活けた時の話もどうぞ
冬に流通する枝物植物の一つ、ユーカリの枝を去年は活けました。
いくつか束で買ってドカっと入れるだけでも様になるので楽ちんです。銀色の葉っぱが爽やかでこちらもオススメです!
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