和室リノベーションDIYで畳からフローリングにする方法(下地編)

DSC00213 前回の「天井の解体時に丁寧に処理すべき箇所と、ぶち抜くと天井裏の壁面補修が必要になる話」までで壁と天井の解体が全て完了したので、今回の記事以降は部屋を作っていくフェーズになります。

今回は和室にフローリングを張る前の下地作り編です。

自分で畳をフローリングに張り替えたいという方は結構多いのではないでしょうか?実際、和室をフローリングにしたときの手順と方法をできるだけ詳しく書いていきます。セルフで挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

合わせて読みたい畳からフローリングにする場合、リフォーム会社にお願いするという選択肢もあります。お任せする事も考えている方は以下の記事も参考にどうぞ。

>>和室6畳を畳からフローリングにリフォームする場合の費用は?

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まずは畳の撤去から

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畳を剥がす

ノミやマイナスドライバーを使って畳の側面に差し込むと簡単に持ち上げられます。想像通りホコリが溜まっているのでマスクを着用したほうがいいかもしれません。

剥がした下は構造用合板(ベニヤ板)が張られていました。DSC_1616

畳の回収を依頼する

近くに畳屋さんがあったので、直接訪ねて回収のお願いをしたら快く車で回収にきてくれました。

私は直接訪ねましたが、店が遠い場合は畳の回収を引き受けているかは事前に電話して聞いてみるといいと思います。回収の値段は1枚あたり2000円でした。意外と安い。

回収した畳は再利用するのか聞いたところ、畳は基本的に再利用はしなくて廃棄処分らしい。今思えば畳を使ったベッドでも作れば良かったなと。畳よ、ごめんね。

下地作りに必要な資材を購入しよう!

DSCF2197 資材がないと始まりません。必要な資材について書いていきます。

必要な資材

必要なのは以下の5点です。

これらに加え、丸ノコインパクトドライバーという2つの電動工具が必要になります。電動工具はなじみが薄い方にはハードル高いように思っちゃいますが、意外と安いし正しい使い方をすれば誰でも扱えますよー。

角材やスタイロフォームのサイズの選び方

畳を外した部分の段差をメジャーで測って、何センチの角材&スタイロフォームを敷けばいいか計算してから資材を購入しました。DSCF2194 選ぶ角材のサイズ計算は以下のように考えます。

段差=角材+合板(12mm)+薄ベニヤ(2〜3mm)

段差が60mmだとしたら45mmの角材+12mmの合板+薄ベニヤという選択になります。

根太

5mm以下の足りない厚みは1〜5mm厚などの薄ベニヤを挟んで調整します。

ちなみに畳の厚みは55mmか60mmが規格となっているようです。 スタイロフォームの厚みは、段差から合板の厚みを引いたサイズです。段差が60mmだとしたら40mmが最適。我が家でも40mmを使っています。

断熱材ってフカフカで柔らかいイメージがあって床下の測定サイズより厚くても入るだろうと思っていたのですが、スタイロフォームは違います。段差より厚いサイズだと入らないので、絶対に測定した値より薄いサイズを買わないとダメです。

畳を剥がした分、回りの床と高さを合わせよう!

IMGP2897 外した畳の厚み分、床を嵩上げし周りの床と高さを合わせなければなりません。実践した手順を載せていきます。

根太の貼り方

回りの床と高さのレベルを合わせる為に根太を張ります。(※根太:床を張るために必要となる下地の木材)

303mm間隔で淵に印を書いておく

303mm間隔で根太を並べるための印を淵に書いておきます。DSCF2175 なぜ303mm間隔かというと。 一般的な合板のサイズが910mm×1820mmなんですね。

このサイズ並べていくことになるのですが、短い方の910mmを3当分すると約303mmだからです。図にしてみると分かりやすいでしょうか。根太間 要するに、1枚の合板の端と真ん中2箇所に根太が乗るようにするんです。

↓このように合板の端は半分だけ根太に乗った状態でビスで固定されることになります。DSCF2195

薄ベニヤを切断し、40mm×40mmぐらいのサイズを大量に生産しておく

床の平行を確保するためのスペーサーとなる薄ベニヤをたくさん切って用意しておきます。DSCF2190 始めは手鋸で切断しようとしたのですが、2.5mmのベニヤとはいえ時間も労力もかなりしんどいので丸ノコを買って切断しました。

私はこれが初丸ノコでした!丸ノコって恐いイメージがありますが、正しい使い方をすればそうそう怪我はしなさそうだなと使っていて感じました。DSCF2174 木材に当たる部分のベースが鉄の安い丸ノコを買ったのですが、使っているうちに鉄のベースが曲がって真っ直ぐに切れなくなってしまいました。買うんだったら最初からアルミベースの丸ノコを選んだほうが絶対にいいです。

おすすめは以下のマキタの丸ノコです。

合わせて読みたい以下に丸ノコの選び方とDIYでおすすめの機種について書きました。

>>【各社比較】DIYにおすすめの丸ノコを紹介!後悔しない選び方のポイントを解説

根太となる木材を適正サイズに切断する

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1820mmあった木材を畳が退いた部分の幅に合わせて切断しました。

角材の切断には丸ノコ定規を買っておいたのが非常に役立ちました。これを使えば初心者でも真っ直ぐ切れます。目立たない補助具ですが必需品です!

↓こんな感じでほぼぴったり入ればOK。これが根太になります。

DSCF2213 角材の両端は淵につかないようワザと数ミリ離れるサイズに切断します。もちろん固定するときも数ミリ離します。これをしないと後にフローリングを張ったときに床鳴りの原因になる可能性があるらしい。DSCF2175

水平を取りながら根太を固定していく

ここまできてインパクトドライバーの登場です。これでビスを打ち根太を固定していきます。

使ったのはACコード電源式のもの。インパクトドライバーに関しては以下の記事もどうぞ。

先ほどカットしておいたスペーサー(薄ベニヤ)を入れて僅かに足りない高さを補います。1箇所に1個のところもあれば3個入れ込む所もありました。それぐらい場所によって床が歪んで高さが違います。

根太に水平器を置いて水平が取れてるか確認してからビスで固定していくのがポイントです! ビスはネジの頭がちょっと木材に埋もれるぐらいまでガガガ!っとインパクトドライバで固定します。65mmビスを40cmぐらいの間隔で打ちました。DSCF2191 ※どんな住宅でも基本的に歪んでいるので和室の床のあらゆる場所で段差の大きさが違ったりします。数ミリの違いであれば薄ベニヤで対応すればいいのですが、数センチ違ってくるのであれば使う角材の面を変えたりしてサイズの違いに対応するといいと思います。

反ってない角材を置いてみて根太間でも水平が取れてるか確認しながら固定していきます。水平が取れていないようだったら、ここもスペーサーで調節しました。
DSCF2217

断熱材(スタイロフォーム)の入れ方

根太と根太の間にスタイロフォームをジャストサイズに切って入れていきます。

スタイロフォームを切る

根太と根太の間の距離をメジャーで測るのですが、固定した根太は完璧な平行ではないので両端で距離を測った方がいいです。

根太に直接測った数値を書いてしまえば、いちいちメモ用紙とか見なくても直感的で分かりやすい。 スタイロフォームの両端2点に根太間の距離をプロットしておき、切ってない角材や合板などの長いものを当てて鉛筆で切断するラインを書き込んでおきます。

書き込んだライン沿ってにカッターを入れて切るのですが40mmとか厚みがあるので、一度じゃ刃が貫通しません!何度か切り込みを入れた後、手で折りました。

スタイロフォームを設置する

サイズ通りに切ったので根太間に入れていきます。DSCF2177 しかし結構適当なんで隙間ができるんですね・・DSCF2198 隙間があるとせっかくの断熱効果が存分に発揮されない気がするので隙間を塞いでおきます。DSCF2199 少しの隙間はスタイロフォームの破片をねじ込みました。DSCF2200 大きめの隙間はガムテープで隙間を塞いでしまう。見えなくなるところなんで塞がればなんでもいいんです。DSCF2201 最後の方になってくると、上達してきてほぼピッタリで収めることができるように。DSCF2203

根太の上に合板を張る

ついにこの工程で床になります!根太の上から合板をビスで止めていきますよー。

合板を適正サイズにカットする

合板の1820mm側が長かったのでカットしてから敷き詰めました。

合板を丸ノコでカットするときは丸ノコ定規が使えないので初のフリーハンドでカットすることに。超低速で丸ノコを動かし集中することで初心者でも以外と真っ直ぐカットすることができました。

並べてみるとピッタリ!DSCF2178

追記:あとで知ることになったのですがTスライドという丸ノコガイドを使えば驚くほど簡単に長尺のものを真っ直ぐカットすることができます。この作業より前に知っていれば…。

根太に合板を固定する

インパクトドライバを使ってビスで固定していきます。DSCF2210 手のひらを開いて親指から小指ぐらいの距離感覚でビスを打ちました。 DSCF2204 ビスはしっかり根太の位置に打っていきます。スタイロの位置に打っても固定されませんからね。

工程の最初の方で根太の両端の淵に鉛筆でマーキングをしたので、長い角材や合板で両端のマーキングを繋ぐ直線を引いてしまえばビスのうち場所が分かりやすくなります。 DSCF2208 このときも回りの淵や合板同士を数ミリ離して固定しました。くっつけて固定すると根太の施工と同じように床鳴りの原因になるみたい。DSCF2180

DSCF2182 最後の一箇所!DSCF2218 なんとかdiy初心者でも下地の完成まで漕ぎつけました!散らかり過ぎですね。笑
DSCF2220

この記事の始めからここまで1.5日ほど掛かってます。床の水平もバッチリ。

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洋室と繋げる場合は、ふすまの敷居をノミで削ろう

ここから先は和室だけのリフォームの方はやらなくてもいい可能性があります。

我が家は洋室と和室の境なく無垢のフローリングを貼る(洋室は既存フローリングの上から重ね張り)ので敷居も洋室フローリングの高さ削ってレベルを合わせました。

仏像を彫る気持ちでノミを叩くのがコツです。DSCF2128 ↓すでに半分削れてますが、これをもっとノミで削って。IMGP2882 和室も洋室もレベルが合いました。これでフローリングも段差無く貼れます。IMGP2897

※和室のみリフォームの方は他の部屋のフローリングと高さを合わせる為に、新しく張るフローリングの厚みぶん合板を下げて張る必要がありますので良く計画を練ってみてください。

これで和室にフローリングを張るための下地は完成です。

今回作った床の上にフローリングを張るのはリノベーションの一番最後の工程になります。その間には壁を作ったり、ペイントしたりの工程が入ってきます。

合わせて読みたい

DIYではできそうにない…という方はこちらの記事も読んでみてくださいね。

>>和室6畳を畳からフローリングにリフォームする場合の費用は?

次回は電気配線の工事です

電気工事士さんに電気工事に入ってもらいました。

次の記事>>抜いた天井の配線整理。電気工事だけはプロに!委託した作業と手順

「リビング・和室のセルフリノベーション」シリーズ記事一覧はこちら

これを見れば誰でも可能!【DIY】セルフリノベーションでやったこと記事まとめました。

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コメント一覧

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. by 武田 イサオ

    FBでも探したのですが、みあたらず直コメ失礼します。

    いつも楽しみに拝見してます。その後リノベの進捗はいかがでしょうか?
    お急ぎのようだったので、もう完成してるかもしれませんね。

    もし人手が足りないとかなら募集かけてください、タイミング合えば参加希望です。
    我が家も似たようなことをやってます。
    今後ともよろしくお願いします。

  2. by Suke

    武田 イサオさん

    コメントありがとうございます。そしてかなり返事が遅くなりすみません(汗)

    この記事の部屋のリノベーションは既に完成しています!
    ブログを更新できずにいたのは、他のDIYに熱中したり子育てに追われておりました…

    またぼちぼちブログ更新していく予定です。
    イサオさんのところも何やら大規模にリノベってますね〜同じ都内とのことで近そうですね。
    こちらこそ今後ともよろしくお願いします。

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