日当たりの良いベランダの柵にDIYした植物棚を取り付ける

園芸が趣味だと避けては通れない日当たりの良さの追求。我が家も例外なく住宅密集地帯で、日照が取れる場所は限られてきます…。

そこで日当たり問題を解決するため、太陽の光が1日通してサンサンと当たるベランダの手すりの部分に引っ掛けるカウンター型の植物棚を作ってみました!

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完成したベランダ植物棚がこれ!

今回はササっと作りたかったので、制作途中の記録はほとんど撮ってません。なので、完成形を見ながら工夫した点、設置方法など紹介していきます!

早速ですが実際にベランダに作った棚の完成形がこちら。

我が家の特等席を用意できました!

ベランダの中でも塀が邪魔しない高い位置に設置できたので、AM10時頃〜ほぼ日没まで日照時間が得られます。それに植物にとって「光」「水」と並んで重要な要素である「風」も淀みなく供給できる位置です。最高です。

今年は特に太陽の光を好むパキポディウムを始めとした塊根植物やアガベなどの多肉植物が増えたのもあって、これらの植物たちの為にこの棚を作ったといっても過言ではありません。

使ったのはベランダに引っ掛けるプランターハンガー

今回の棚でメインの役目を担っているのがプランターハンガー。ベランダの手すり部分に引っ掛ける金具です。

屋外でサビによる劣化が怖いので、金属の中でも一際サビに強いステンレス製を選びました。

我が家のベランダの手すり(笠木)部分はかなり幅広な部類なので、プランターハンガーは上記リンクの幅広対応(10~220mm対応)のものを選びました。

手すりの幅が狭いのであれば、以下の様な小さめのハンガー(10~150mm対応)を選んでもOKです。

ただし、考慮しなければならないのがプランターハンガーって以下の画像のように深型のプランターを設置するための形をしているんですよね。

画像は製造元三条グリーンガーデンより

そのためプランターを置く部分に直接棚板を設置してしまうと、植物の配置場所がかなり下がってしまい塀の影に隠れ日照が大幅に減ってしまいます。

よって日が当たる高さの位置まで嵩上げして棚を設置してあげる必要が出てきます。

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太陽光が当たる高さまで棚を嵩上げしてあげる

ここからはバリバリのDIYな作業になってきます…!

まずは嵩上げの為に木材をカットして四角い枠を組みました。

棚の高さが高過ぎず低過ぎない位置に来るように計算して、木材をカットしました。それをビスを打って雑に組んだだけです。

下の材に関しては、そのままだとハンガーと干渉してしまう部分があったので適当な角度で斜めに切り落としています。

次に四角く組んだ台をプランターハンガーに固定していきたいのですが、ハンガーには四角い台を固定する為の取っ掛かりになる部分がないんですよね…。

ならば力技!ハンガーの底部に穴開けしちゃいます。

使ったのはステンレス用ドリルビットと愛用のインパクトドライバー

このドリルでガガガッと穴開けしてあげるとこんな感じになります。

この穴に「トラスタッピングビス」という頭が平たい形をしたビスで木材を固定してあげます。耐久性を考えるとビスの素材もステンレスが好ましいです。

木材を固定してみるとこんな感じ。(※取り付けやすい様に一度四角組んだ木材を分解してます。)

左のビスは穴開けした箇所に、右のビスは元々取り付け位置調整用に開いている箇所にそれぞれビス打ちしました。

これで棚の嵩上げ作業が完成。あとは天板の棚板を乗せて良い具合にビスで固定してあげればほぼ植物棚の完成です。

左下の白い部分はビス打ち位置を誤ってできた穴を樹脂パテで塞いだ痕です…笑

水が捌けやすいように、棚板を2枚に分けて真ん中に隙間を空けてます。1枚の板より水捌けが良いはず。

強い風で棚から植物を落とさない為にひと工夫

棚は出来たのですが置き場所が高く、風にもさらされる場所だけに鉢が落下しないように工夫を凝らしてみました。

まず絶対落としてはダメなのがベランダの外側。うちはすぐ道路に面しているので安全面での最優先事項です。

解決策としては、ベランダ柵のトップ部分より一段下げて棚を組んでいます。具体的な数値で言うと7cmほど下げました。

嵩上げの木材を組む段階でどれだけの段差を取りたいか計算して組んでます。

棚を下げ過ぎても太陽光を遮ってしまうし、上げ過ぎて笠木との高低差がなさすぎるのも心配ですよね。

鉢はしっかり抑えられているけど植物本体は遮ぎるものが無い。絶妙な高さに設置できたと思います

次にベランダ内側への対策はというと、棚の四隅にこんな物を立ててみました。

真ん中にも1つ

溝の入った支柱です。裏からビスで固定してあります。

この支柱の溝に釣り糸を引っ掛けて張れる仕様になってます。溝は二段作ったので糸の強度的にもそうそう切れるものではないし、透明なので目立たず見た目も綺麗です。

※釣りする人しか伝わらないと思いますが、16ポンドと結構太い糸を使ってます。

ベランダの外と内の両方の落下対策をしたので安心して放置しておけます。さすがに台風が来る様な日は取り込みますが。笑

屋外での木材使用は防腐剤塗布が必須

ここまで棚の組み方をメインにお話してきましたが、ここから運用面メインの話です。

まず話しておきたいのは、少しでも長く使いたいなら木材への防腐剤塗装が必須です。というか塗らないと猛烈な速さで劣化していきます。

塗らないとどうなるかと言うと、即カビます。雨の日が2~3日続けば日の当たらない裏側や水捌けの悪い継ぎ目の部分に簡単にカビが出てしまいます。そしてカビに後追いして腐っていきます。木材にも寄りますが1年持てば良い方じゃないでしょうか。

ということで、僕も防腐剤を塗ってから設置しています。

防腐剤のおすすめは業者も大好きキシラデコール 。10色のカラバリがあります。

ただしこのキシラデコール、性能面は間違いないんですが高価なんです…。そしてカラーにクリアが無いのが残念すぎます。派手に着色した色が苦手なので透明の防腐剤が使いたいんです。

なので僕は今回こちらの防腐剤を使いました。

メーカーもアサヒペンだし信頼できます。そしてクリアカラー、しかも安い。

できれば油性の方が耐久度が高いのですが、扱いやすい気軽さから水性を選びました。

これを棚を組み上げる前に刷毛で満遍なく2回塗りをしておきます。組み上げた後の塗装だと継ぎ目が無塗装になっちゃいますからね。

面倒ですが、最低でも1年に1回は塗り直してメンテナンスすると長持ちします。

ベストな什器が売ってないなら作るしかない

実は今回棚を作る前にちょうど良い棚を買おうと通販サイトを探しまくりました。

ですが高過ぎず低過ぎず、奥行きがありすぎず幅が広いものと理想の条件を満たすものがどうしても見つからなかったんです。

満たすものが無ければ自分で作るしかないんですよね。今回の棚はプランターハンガー以外今までのDIYで出た余った端材で作ったので製作費もタダみたいなものでした。

おまけ:水道がないので1階から水をホースで引き上げる

今回棚を設置したベランダは戸建ての3階なんですが、このベランダには水道がありません。

というか3階は室内にも水道がないんですよね、この家。毎回2階からジョウロに水を入れて往復なんてとてもやってられません…。

そこで水問題を解決する為、1階の外にある水道から3階のベランダへホースを引き上げてシャワーで散水できる環境を作ってみました!

1階でも3階でも水を使いたい。まずは水路を2つに分岐させた

我が家は1階の玄関出たすぐ横に水道があるのですが、1階の外でも植物を育てているため単にホースを3階に繋げば良いという訳にもいかないんですよね。

1階外でも3階ベランダでもシャワーが使える様にしたいんです。

そこで水道を2つに分岐する道具ってあるのかしら?とAmazonで検索したら即行で見つかるんですね。

早速注文して設置。この段階で栓の開閉コックが付いてるの地味に良いです。

この分岐栓に1階で使う片方のホースを接続。カチッと音が鳴るまで押し込むだけ。これで1階の散水に関してはOKです。

ロール収納式のホースを繋ぐ

3階ベランダまで引き上げるホースは、ロール式のスマートに収納できるものを用意しました。

結構カッコいいし、巻き取り引き出しもスムーズで思ったてたより良いですねこれ。

このホースをさっき取り付けた分岐栓と繋げます。

あとはシャワーヘッドを3階に運ぶだけ。と言っても3階まで引き上げるのが一番大変でした…笑

外壁伝いに引き上げて3階でも散水可能に!

2mの角材の棒をビスで2つに繋げて、そこにシャワーを引っ掛け妻に2階で受け取ってもらいました。そしてまた3階で僕が受け取るリレー方式。

ホースはこんな感じでシンプルに外壁に沿って立ち上がってます。

3階ではシャワーヘッドを物干し竿を掛ける金具の根元に引っ掛けてます。

念のため何かあっても1階に落ちない様、排水ホースにも針金で8の字の輪っかを引っ掛けて保険として通してます。

ここまで来て、7m近い高さにホースを引き上げてしっかり水が出るのだろうか?むしろ逆流して大変なことにならないよね…。と不安が過ぎりますが今更引き下がれないのでとりあえず試してみることに。

無事3階ベランダでシャワーが出るようになりました…!これで絶好の置き場と水、日差しと風、植物が心地良い全ての環境が揃えることができました。

ーーーー【制作後記】ーーーー

こうやって植物が健康に育ってくれる環境を試行錯誤して作っていくのは楽しいものですね。

僕にとってはDIYも含めての園芸という趣味なんだなぁと。いろんな点が線として趣味を横断していくのも良き瞬間です。

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