【賃貸DIY】ラブリコを使って西海岸風の木の壁を作る方法

賃貸で傷を付けずに壁をDIYしたいときに便利なのが、ディアウォールやラブリコと言った木材を突っ張る系ツール。

これらのツールを使えば壁一面に木の板を貼ったりしてインテリアにこだわることも可能なんです。

この記事ではラブリコを使って木の板を壁全面に貼って、西海岸テイストな壁を作っていきます!

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元は普通の白いクロスの壁

初期の部屋は賃貸物件に良くある白の壁紙が貼ってある状態。この壁紙がダサいんですよね。。。

ちなみにこの部屋は友人が立ち上げた会社ドリップのオフィスとなる場所。オフィスを自分たちで作る中のひとつの作業として木の板壁を作っていきます。

関連記事:株式会社ドリップのオフィスをDIYで作りました!

他にもこの部屋では床に足場板を敷いたりしています。

関連記事:【賃貸DIY】マンションの床に傷を付けずに足場板を貼る

まずはラブリコやディアウォールといった木材を突っ張るツールを設置する

冒頭でも話したように、傷を付けずに壁を作る方法として使えるのがディアウォールやラブリコと言った道具。

床から天井まで木材を突っ張り棒のように突っ張って設置できる道具です。

DIYをかじった事がある方々にはディアウォールがメジャーですが、今回はラブリコという商品を使っていきます。

なぜラブリコかと言うと、ディアウォールは出っ張りがあって木の板を貼りづらいんです。。。その辺のこと詳しくは以下の記事で説明しているのでご覧ください。

参考記事:賃貸で木の壁を作るならディアウォールよりラブリコが良い理由

ラブリコの種類でも厚みが薄い1×4材を突っ張るタイプと、ベーシックな2×4材を突っ張るタイプの二種類がありますが、今回は以下の壁を薄く作れる1×4材のタイプを使いました。

1×4材タイプは厚みが1.9cmと薄いので少しでも部屋を広くしたいという人には嬉しいのですが、薄い分少し華奢でたわむ感じもあります。一方2×4材を使うタイプは3.8cmほど厚みがある分丈夫でたわみもほとんど出ません。

ただのインテリア的な見せる壁だったら1×4、強度の必要な大型の壁面収納を作るときは2×4を使うなど用途によって使い分けたいところ。

以下はすでに壁を作っている最中の写真ですが、ラブリコで縦に6本の柱を立ててます。(写真では入っていませんが、一番左端の壁際に入れ忘れていて後で入れました…笑)柱は水平器で測って垂直に建てます。

ラブリコで立てた1×4材の柱は表面に見える板をビスで固定するための下地となるわけです。実は完全に脇役なんですね。

一面の壁が長くて、一枚の板では端から端まである長さの木材は調達できないことと、板の両端で固定する場所が欲しいことを考えるとこの位置に支柱を立てる考えになりました。

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立てた柱に1×6材を固定していく

必要な長さにカットした板を電動ドライバーで立てた柱にビスで固定します。例えば以下の写真の窓の横の幅にカットした木材を二本の支柱に固定する感じです。

ビスの長さは柱の1×4材の厚みが19mm、表面に貼ってる1×6材の厚みも19mmで合計38mmなので35mmのスリムビスという物を木に打ち込んで止めてます。

木材のカットはその場で丸ノコという電動ノコギリを使ってやってますが、サイズが決まっているならホームセンターのカットサービスであらかじめ切ってもらってもいいですね。

ビスを打ち込むにはドリルドライバーかインパクトドライバーが必須。丸ノコもドライバーもあると今後のDIYが超絶捗るので選ぶときは以下の記事も合わせてどうぞ!

窓枠などの空けるべき部分があれば切り欠く

今回は窓部分は避けて板を貼る計画なので、以下の様に一枚の板を窓に掛からない形に切り出しました。

ワトコオイルで塗装した上から白ペンキでペイント

貼り付けた板に一度ワトコオイルを塗りました。

ワトコオイルの濃いめの色のみで塗装した状態だと完全に山小屋です。笑

この雰囲気が好きならコレはこれで完成で良いのかもしれませんが、今回はこの上からオフホワイトの水性ペンキで塗装していきます。

こうして重ね塗りすることで、若干シャビー感が出て西海岸スタイルに!

まあ面倒ならワトコオイルを塗らずに一発目から白ペンキでも良い気もしますが。

ラブリコで作った西海岸テイストな木の壁が完成

ラブリコで柱を立て・木の板を打ち付けて・ワトコオイルを塗り・白ペンキでペイントして出来上がったのがこちら!

同じ白い壁でもビニールクロスと木材では全然雰囲気違います。塗装して木目が分からなくても木材特有の温かみのある雰囲気は不思議と残るんですよね。

壁面が手前に来たことを利用して、コンセントから電源を板の裏を通してマリンランプを取り付けてみました!かわいい。

ちなみにこのマリンランプ我が家でも付けています。

関連記事:インダストリアル感溢れる照明。松本船舶のマリンランプを設置した風景

床に敷いた足場板と合間って海外っぽい空気感になったんじゃないですかね。

西海岸風のオフィス良い!部屋がもう少し明るくなればかなり爽やかな風が流れそうな雰囲気あります。むしろサーフボードとか置きたい。笑

自転車とか室内に立てかければ、少しアーバンなオフィスなテイストも追加できそうですね。

今回使った工具・資材

工具

資材

このオフィスで一緒にやった足場板を敷くDIY記事も一緒にどうぞ

床も直接ビスや接着剤で固定することなく足場板を貼っているので、賃貸でも安心なDIY!

>>【賃貸DIY】マンションの床に傷を付けずに足場板を貼る

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コメント一覧

  • Comments ( 5 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. by 匿名

    1番上のラブリコと被るところはどのように処理されましたか?

    • by Suke

      一つ下の板の裏側に、上に飛び出るように余ったワンバイ材をビスで打ち、その飛び出たワンバイ材に一番上の板を打ち付けています。
      すごく雑な絵でアレなのですが、横から見るとこのような感じです。

  2. by 赤熊猫

    写真では壁板にコンセントがありますが、壁板をくり抜いて、元の壁のコンセントを利用出来るようにされているのでしょうか?
    それとも何らかの方法で壁板にコンセントを増設されたのでしょうか?
    後者の場合、その方法もご紹介いただけると幸いです。

    • by Suke

      壁板をくり抜いて元の壁のコンセントを利用できるようにしています!
      ただこの方法は電気工事士の免許が必要なので、以下のような壁に固定できる延長コンセントタップを新たに作った壁にビス留めするのが一番簡単で見た目もスマートかなと思っています。
      https://amzn.to/3irpshj

  3. by 赤熊猫

    ご回答頂き、ありがとうございます。
    コンセントを触りたいが為に電気工事士の免許を取りたくなりますね。
    延長コンセントタップを利用する方法を検討してみます。

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