キッチンカウンターの天板にタイルを貼るDIY
大変そうに思えるタイル貼り、実はめちゃくちゃ簡単にできるの知ってました?
というか僕もタイル初心者だったんですが、やってみると呆気なく貼り終えてしまいました。重量は軽いし、作業スペースもとらないし正直やれば誰でもできちゃうDIYです。
今回は作業の簡単さを見せつけるべく、実際にやったタイル貼りの一連の作業を解説していきます!詳しく書くので記事はちょっと長めです。
キッチンカウンターにタイルを貼る手順・方法
先に流れを話して置くと、『タイル調達→接着剤を塗り広げる→上にタイル置く→目地材を擦り込む→余分な目地材を拭き取る→完成』という手順。以下で順を追って話していくとしましょう。
タイルと接着剤、目地材を調達
まずはタイルとその周辺資材を調達です。今回はシンプルで安価なモザイクタイルを選びました。
タイルには裏が紙シートで繋がってるものとネットで繋がっているもの、2種類あるのですが、ネット式の方が断然貼りやすいので初心者は『裏ネット張り』がおすすめ。
あとはタイルの接着剤と目地材、そしてクシ目ゴテとゴムヘラが必要です。
買ったのはレトロなブルーの色のタイル。
これを以前DIYで作ったキッチンカウンターの天板に貼っていきます。
関連記事:収納・作業スペースを増やすため低コストのキッチンカウンターを作る
タイルを貼る前に作ったキッチンカウンターにちょっと一手間
以前作ったのが以下のカウンター。だいたい出来てますけど制作途中の写真です。
天板がまっさらなのでタイルを張るとき端っこを綺麗に仕上げるのが面倒だなぁと思いまして。。天板の周りに木枠を付けることにしました。
タイルを仮で配置決め
タイルを仮で置いて配置を決めます。
奥行き方向の幅は、最初からネットで繋がってるタイル1塊+2列分でちょうど良さげです。ネットはハサミで切れるので使いたい幅の分調節しやすくて便利ですね!
大きいタイルを貼る時は、はみ出てしまう分をディスクグラインダーという工具でタイルをカットしたりするんですが、初心者DIYではハードルが高いのでカットは避けたいですよね。。そこで今回はいい感じに均等に周りに余白を開けます。
小さいモザイクタイルのメリットはこうやって細かいところがごまかせることでタイルカットの必要がなくなることですね!大きいタイルだとこう言うごまかしは聞きませんから。。
天板に接着剤を塗る
タイルの配置が決まったら天板に接着剤を塗ります。グニュ〜っと適当に出して。
クシ目ゴテで広げます。クシのように隙間が空いているコテなので適当に広げても接着剤の量が均等になってくれる便利グッズ。
全体に満遍なく広げました。
タイルを貼る
さっきシミュレーションした配置通りタイルを置きましょ。
置いた直後であればタイルの位置はズラしたり微調整できます。タイル同士の繋ぎ目の間隔を均等に。
周りの隙間もこんなものかな。
接着剤乾いたら目地材を入れる
接着剤を塗った2〜3時間後には目地材を入れられるようですが、タイルを貼ったのが夕方だったので次の日の朝に目地材を入れる作業をしました。
目地材ってなに?という人もいるかもしれないので簡単に話しておくと。タイル同士の隙間を埋めるセメントみたいなものです。わざと目地埋めをしないで仕上げる場合もありますが、基本は埋めます。
目地材は粉で売ってるので製品の裏とかに書いてある通りの量の水を入れて練って作ります。適当な入れ物を用意しておきましょ。
生クリームよりちょっと硬いぐらいがやりやすいかな。水で解いたらゴムベラで目地材を目地に擦り込みます!表面だけでなく天板に達するまで隙間なく埋め込むように。中に空洞ができるとひび割れや剥がれの原因になります。
枠とタイルの間は隙間がちょっと大きいので慎重に埋めていきます。木枠を汚さずに綺麗に塗れる自信がなかったらマスキングテープを貼って境目を作っておくのがおすすめです。僕はズボラなんでそのまま塗りました。笑
半乾き(30分程度)で余分な目地材の拭き取り
目地材を入れて30分ぐらい経つと半乾きの状態になります。そのタイミングで水を含ませたスポンジで余分な目地材を拭き取るというか取り除いてあげます。
タイルの上に付いた目地材とか隙間に盛りすぎたやつとか。この作業で全部綺麗に取れます。逆に言えば、目地材を埋め込む作業は結構適当で大丈夫ということです!
目地が完全に乾いてしまうぐらい放置してしまうと拭き取れなくなるのでそこだけ注意です!!目地埋め〜拭き取りの作業は時間が取れるときにやった方が無難です。
あとは目地が乾けば完了!大した手間もなく呆気なく終わってしまった。。。
キッチンカウンターのタイル貼りが完成
タイルを貼り終わったのがこちら!
タイル貼りは8年ぐらい前にコースターの上に貼った以来(ほぼ未経験)でしたが、我ながら綺麗に貼れたんじゃないかと思います。
水場周りにはいろんな仕上げ方があるけど、なんだかんだタイルって素敵だなと思うのです。レトロでもありモダンでもあり不思議な魅力があります。
水に塗れた食材や調理器具を置いてもタイルなら放置できるし、汚れも拭き取れる。耐久力がありカウンターには適材です。
この記事と同じようにやれば昔ながらのキッチンの天板もタイル化したりDIYでリフォームできるはずです。意外と難易度の低いタイルDIY、ぜひやってみてください。
今回使った工具や資材
タイル貼りに使ったものを一覧にまとめました!
キッチン扉もリメイクしてみました
カウンターの写真でもちょっと写ってるキッチン、実は扉をリメイクしてます!こちらはちょっと手間がかかるけど劇的に可愛くなるので、こちらも見てみてくださいね。
>>キッチン扉をリメイクする
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