収納・作業スペースを増やすため低コストのキッチンカウンターを作る

キッチンって何かと調理するスペースが手狭になったりしますよね。それに吊り戸棚の位置が高くて手の届く場所にもっとキッチン用品の収納が欲しい場合も。

調理の作業スペースとして使えて収納スペースも設けたキッチンカウンターをなるべく低コストで作ってみました!作った手順や様子を以下で記していきます。

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キッチンカウンターの完成イメージ

まずこんな感じかな〜と、イメージを書き出してみました。

基本的なイメージの形は直方体の箱型です。

木材で組み上げて終わりだとコストも最低限でそれはそれで良いんですが、ちょっと味気ない。そこで天板をタイル仕上げにするのと、全面を額縁の様に少し奥まらせることで立体感を出し奥まった面にはペンキを塗ることにしました。余裕があればスタンプとか絵とか書いちゃったりして。

大型家具で部品点数も多いのでサイズを書き込むためのザックリした設計図があるとGood

設置するキッチンスペースにちょうど良さそうなサイズの設計図を書いてみます。

こんな感じで木材を組むことにしました。

雑でも良いので、こうやって寸法を記載した図があると何mmの材料をどれぐらい必要かが可視化できて、材料を買い出しするときにも便利。もしホームセンターやネット通販でカットサービスを使うんだったら必須です。

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設計図のサイズ通りに下地(骨組み)を木材で組み上げる

30×40mmの角材を調達。これをキッチンカウンターの骨組みとして組み上げます。

設計図通りカットしました。

さて!ここからはこのカットした木材を組んでカウンターの形に作っていくんですが、使うのはインパクトドライバー65mm長のビスのみ。バシバシ打って木材同士を繋げて組んでいきます。

インパクトドライバーの選び方は以下の記事で詳しく話しています。

最初に底面部分を組みました。長い角材の向こう側の面から各二本ずつ65mmビスを打って固定しています。

同じ様にビスを打って、先ほど組んだ底面に4本の角材を追加。

立てるとこんな感じ。

底面と同じ様に上面もコの字に角材を固定します。

上面の手前に一本追加、そして前面にあたるところの真ん中にも一本入れました。

あとは補強で横面の真ん中と上面の真ん中にも入れてビスで固定してやります。これで骨組みは完成!だいぶカウンターっぽくなってきました。

各箇所の角材の固定は以下の様に一本につき2個のビスを打っています。ビス1個だと固定力が弱いです。ビスの頭(皿部分)が隠れるぐらい打ち込んでしまうのがポイントです。

合板(ベニヤ)を切り出して周りに貼る

カウンターのサイズが分かっていればホームセンターで切ってもらっても良かったのですが、僕は現場で合わせて切り出したい派なので電動丸ノコを使ってカットしました。

これを側面にビス留めします。あまりビス穴を目立たせたくないので角の4箇所のみ打って固定してます。

ちなみにワザと前面に飛び出すサイズで固定してます。

同じ様に底面と前面、天板の3箇所を切り出してビスで取り付ければ取り敢えずの形は完成!!

裏から見ると当たり前だけど中は空洞です。

補強で中間に入れた角材に乗せるように合板を切り出してあげれば簡単に棚になっちゃう仕様です!!

四隅の柱の形に切り欠いてあげる必要がありますけどね。

ペンキで前面だけ塗装した

前面は額縁のように周りの合板が枠になっているので、枠の部分はマスキングテープでペンキが付かないようにしておきます。

そして塗る。

これだけだとちょっと寂しいのでスタンプで柄を入れてみました!

ポンッ!

お花と葉っぱ。

ポンッ!ポンッ!ポンッ!ポンッ!…んーちょっとやりすぎた感。笑 上の画像ぐらいの密度が良かったかもしれません。

調理作業も収納もできる低コストなキッチンカウンターの完成

実際キッチンに置いてみました。

確か材料代タイルやペンキ含め全部で1万円ぐらい。シンプルな形ですが低コストで作った割には中々良いんじゃないでしょうか!高さは約900mmで作りましたが、作業するにはちょうど良いぐらいです。

前面に関しても、ちょっと奥まってることでシンプルな形だけど単調な箱型じゃなくなりちょっと気に入ってる点。今回スタンプ押しすぎちゃったのが反省ポイントですが…笑

裏側の収納棚には細々したものは収納ボックス突っ込んで置いたりミキサーとかフライパンとか置くのにもちょうど良い奥行きです。

キッチンの上に付いてる吊り戸棚は位置が高くて結局使わなくなってしまうことも多いので、手の届く収納場所が増えるのは単純に嬉しいですね。

ここまで記事内で天板のタイルのことに触れて来ませんでしたが、タイル貼りの手順や様子については後日また体験談を書きたいと思います。

タイルって難しそうに思えて実は結構簡単なんですよ。天板やトレイの上ぐらいなら誰でもできます。

今回使った工具と資材


・角材組むのに使ったもの

・ペンキ塗装に。(カラーは「ポセイドン」使用)

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