おしゃれなキッチンカウンターの作り方。棚に乗せるだけの簡単DIY!

賃貸物件のリビングダイニングにキッチンに沿ったカウンターテーブルを作りました。

食器棚にホームセンターで買ったオーク材を載せただけの簡単なDIYですがおしゃれなバーの様にクールな佇まいに…!

ここでは作った手順と出来上がったビジュアルを紹介していきます。電動工具などは使わないので安心して見ていって下さい。

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カウンターテーブル設置前の状態

知り合いの家にDIYを手伝いに来ました。

上記は引越し前に撮った写真。もともと入居直前にリノベーションされたいた部屋なので、とてもきれいな状態でした。カウンターキッチンだし換気扇なんかの設備も最新でスタイリッシュだし。

キッチンの反対側にダイニングテーブルをそのまま置いても暮らしとしては全く不便ではありませんが、家主の希望でキッチンに沿ったカウンターテーブルを設置することにしました。

カウンターテーブルのある家って少ないので他の家と一味違った雰囲気になりますよね。何よりカッコ良い。

天板に使った木材・樹種

天板に使った木材は、ウイスキーの樽にも使われるオーク(ナラ)材をチョイスしました。

奥行き50センチの集成材です。最初はコストの安いパインや杉材にする予定でした。

しかし買い出しに行った豊洲のスーパービバホームで思ったより安く売っているのを見かけちゃったんです。

急遽このオーク材の天板にしよう!となったんです。

【関連記事】都内のホームセンターならやっぱりここ!スーパービバホーム豊洲店がDIY資材の品揃えが豊富で楽しい

オーク材は我が家のフローリングにも使っているのですが、広葉樹なので硬くて重厚感や高級感をより出したい時に合います。針葉樹より密度が濃いので重いのがデメリットではあるんですけどね。

もちろん集成材だからこそ安く手に入れることができました。これが1枚板だったとしたらとんでもない価格になります。

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天板の角を滑らかにするため面取りをしよう

買って来た素の状態だと角が尖っていて肌が当たると痛い。そこで角を少しだけ丸く面取りしてあげます。

面取り専用カンナで角を取る

使ったのはコレ。面取り専用のカンナです。角に当てて引けば45°に削れるように出来ている便利グッズ。(もちろん普通のカンナで角をとってもOK!)

こいつを角に当て、力を入れすぎずスーっと引いてやるとりんごの皮のようにシュルシュルーっと角が取れます。

この時1度でも止まってしまうと引っかかってしまい、材が荒れる原因になるので一度引き出したら止まらず一気にいきましょ!

カンナがハードル高い人はドレッサーでの面取りがおすすめ

ドレッサーという金属でできている半永久的に使えるヤスリで角を丸めるやり方が初心者にはおすすめ。

このヤスリ、実は私も最近まで知らなかったんですが、monographという僕の好きなブログのテーブルをDIYする記事で紹介されていたのを見て買ってみました。

今まで紙やすりしか使ってこなかったので最初は半信半疑だったんですが、使ってみたら削った面もさほど荒れずに良い具合にゴリゴリ削れるて最高でした!細目は無いので触り心地を良くする為には最後の仕上げとして紙やすりを掛けてあげた方が良いかもしれません。

今回は角の四隅はドレッサーで、それ以外の長い辺は箇所はカンナで面取りしました。

カンナを使う事に抵抗がある人は、全てドレッサーでやする方法でも全く問題ありません。むしろドレッサーの方がおすすめです。カンナは使えれば作業が早いですけど少しコツがいるので。。。

ドレッサーについて詳しくは以下でその魅力を解説しているので一緒にどうぞ!

>>半永久的に使えるヤスリ。NTドレッサーが面取りやバリ取り用途に重宝してる話

天板の表面に紙ヤスリで磨いて仕上げる

320番の紙ヤスリで天板表面全体を磨いてやりました。

Bigman(ビッグマン) 紙ヤスリセット #320 5枚セット 紙やすり サンドペーパー 研磨 セット
ビッグマン(Bigman)

なぜ320を選んだかというと、ホームセンターや通販で売っている2×4材やこのような集成材はもとから表面が滑らかなの320番からでOKだと判断した為。150番とかは粗目すぎて逆に傷を付けてしまいます。

今回は電動サンダーがない環境で手間を減らしたかったこともあり320番オンリーで仕上げました。320だけでも充分すぎるほど滑らかにはなるのですが、丁寧にやるなら320番→400番→600番の順で掛けてあげるとより触り心地の完成度が高くなります。正直320のみで十分です。

水滴や汚れを弾くためのオイル塗装をする

汚れ防止のための木材の塗装にもニス、ワックス、オイル、蜜蝋などいろんな種類があります。

そんな中でもいつも私が好んで使うのは植物性のオイル。塗るのも簡単だし見た目も肌触りも木の風合いを損なわないので好き。

オイル塗装に使ったのはユーロオイルというちょっとマイナーなオイル。我が家の無垢フローリングにも使ってます。(参考記事:無垢フローリングにオイル塗装をする)

オイルでは無いですが蜜蝋ワックスなんかも良いですね。全て自然由来で安全です。

オイルを塗った手順としては簡単に言うと以下のような感じ。

  1. オイルを刷毛で塗り残しのない様に塗る
  2. 5〜10分待つ(あまり放置しすぎるとベタベタになって大変なことになるので注意)
  3. 雑巾やいらなくなったシャツなど何でも良いので適当な布で拭き取る(※オイルによって塗り方が違います)
  4. ある程度時間を置いて2度目のオイルを塗る
  5. 5〜10分待つ
  6. ムラなく拭き取る

この工程を経て塗装完了。

塗ったオイルはクリアカラーですが、木材に塗ると濡れ色に変化します。これがまた木目の渋さを引き出してくれて天板やフローリングをさらにカッコ良く引き立ててくれます。

天板を棚(食器棚や三段ボックス)に乗せればカウンターテーブルの完成

うひょー超かっこいい。

これはオーク材を選んで正解でした!落ち着いた高級感ある雰囲気が部屋のインテリアにもマッチしてます。

チェアはカッコ良いのに見た目の割に安く買えたみたいで以下のもので揃えています。

全体像はこんな感じ。

家主の方は食器棚も色味を合わせたいので今度ペンキで塗ると言ってました。確かに色を合わせるとまとまりがあって良いかもしれませんね。

あとはシンクとテーブルの間に低めの観葉植物なんか置くとバッチリですね!

下には食器棚を置いてスペースを有効活用。引越しのタイミングだったので高さも考慮して購入しています。ちょうどキッチンカウンターの天板の下にテーブルが来る様に計算しました。

天板を載せる台はサイズが合えば三段ボックスなんかでもOK。

うーむ、天板に映る間接照明の光が大人な空間を演出しててクールだ…。

今回は木材を「ホームセンターでカット→面取り→紙やすり掛ける→オイル塗る」と大した工具も使わず食器棚に載せるだけのお手軽仕様。是非挑戦してほしいDIYです!

次はデスクをDIYするお話。これもとても簡単です!

デスクも今回のテーブルと同じように集成材の板にテーブル脚をネジで取り付けただけ。

とてもお手軽に無垢材のデスクが作れちゃいます!

>>【簡単DIY】杉の集成材を使ったデスクを自作する

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コメント一覧

  • Comments ( 2 )
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  1. by 匿名

    こんにちは。
    ブログ拝見しました。
    どれもオシャレかつやり方が分かり易くまとめられていて、
    創作意欲がかきたてられます!

    こちらの記事を見てビックリ。
    ホームセンターにオークの集成材なんて売ってるんですね!
    ウチは田舎のせいか、近所のスーパービバホームでも
    見たことありません。羨ましいです!

    これからも頑張ってください!

    • by Suke

      お返事遅くなりました!ありがとうございます!励みになります☺️
      僕もオークの集成材が売っているのは豊洲のビバホームでしか見た事がないので、結構特別な店舗かもしれませんね!しかも安い…笑

質問でも感想でもお気軽にコメントどうぞ!

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