暮らしのリズムに寄り添う目に優しいデスクライト[BenQ WiT アイケアLED]

暮らしのシーンによって様々な役割を担う照明。

仕事をする場所、リラックスする部屋、寝るための部屋など目的と場所によってライティング環境もデザインしてあげることが快適な暮らしに繋がると思っています。

今回はそんな暮らしのシーン「デスクワーク・読書・就寝前」に応じた光の調整が可能なデスクライトを導入したので紹介したいと思います。

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長時間のデスクワークに。目に優しく生活のリズムに適した光が欲しい

導入したのは、台湾の電機メーカーBenQから出ている「WiT アイケアLEDデスクライト」という照明。

今まで使っていたライトの不満点を解決できるデスクライトを探していたところ、BenQさんより使ってみませんかとの事でご提供頂きました。

アイケアLEDと言うネーミングの通り、ブルーライトカット・フリッカーフリーの対策がされていて目に優しいライトとして設計されています。

デザインも質感も高級感があってカッコ良いです。

今までのデスクライトに感じていた2つの不満

今まではIKEAのデスクライトを使っていました。

安価だしトラディッショナルなデザインが素敵で、電球を取り付けて使うタイプのスタンダードなデスクライトです。しかし不満点が2つほどありました。

  • 1つ目は、昼〜夕方〜夜で部屋の明るさが違うのにライトの光量が変えられない点です。細かく言えば電球を付け替えれば可能ですが、毎日の様に使うのでそんな面倒なことはしてられません。
  • 2つ目も1点目と似たような不満ですが、時間帯によって白やオレンジなど光の色が変えられないことが地味に困っていました。

昼間は生産性の上がる白い光で仕事をしたい。そして夕方以降はスムーズな眠りに付けるように徐々に刺激の少ない暖色の光で仕事がしたかったんです。

これらの不満点を満たし、かつ質の高い光で照らしてくれる照明を探していました。

「光の強さ」と「色」によって人間の生活のスイッチを切り替える

太陽光が午前と午後で質が違うように、照明の色は人間の生活スイッチの切り替えに役立ちます。自分の選択する光によって仕事の生産性を上げることも、睡眠の質をコントロールすることも出来ると言えます。

そんな光のコントロールを私のデスクでは「WiT アイケアLEDデスクライト」が実現してくれました。

本体上部に付いているノブをスルスルっと回すだけで色温度を変える事ができます。

色温度は少し青白いぐらいの寒色から〜赤寄りのオレンジっぽい暖色まで変えることができます。

さらに一度ノブを押し込むと光量の調節ができます。光量も外の明るさに合わせて目に負担のない明るさで使っています。(写真だとちょっと分かりにくいけど光量差はそれなりにあります)

操作性もシンプルで気に入っています。

「デジタル読書モード」が長時間PC作業に重宝!

ここまで自分で光量と色温度を変更していましたが、このデスクライトには自動で部屋の明るさに合わせてくれる「自動調光モード」があります。

自動調光モードには「読書モード」と「デジタル読書モード」があり、金属リングに2秒間タッチすると切り替わります。

ピンと来にくいネーミングなのですが「デジタル読書モード」がいわゆるPCモニターでのデスクワーク適したモードです。そして最近、私は専らこのモードばかり使っています。

何が気に入ったのかというと、デジタル読書モードにするとライトの中央部のみ光を抑えてくれるんです。それによりデスクワーク照明で鬱陶しくなりがちなモニターへの光の反射をかなり軽減してくれます。

下からモニターの反射光を覗くと、中央部だけ光量が少ないのが分かる。椅子からの目線だと反射光はかなり抑えられる。

これだけで目の疲労度が段違いです。自動調光なので光量の調節の手間が要らないのもメリット。

しかし逆に言うと、この中央の光量が抑えられているモードでLEDの色温度が自分で変更できないのは痒いところに手が届かないとも言えます。

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目に優しい明かり。光の質が素晴らしい

LEDライトと聞くと刺すような光質を連想してしまいますが、直接光源は見えず全く眩しさを感じません。溝を付けたような加工がされたカバーにより優しい光で照らしてくれます。

溝のついたカバー表面
溝のついたカバー表面

しっかり明るいのに目にツーンと来ないマイルドな光で不思議な感じです。

本来のデスクライトだと明るさが一点に集中して目が疲れやすい環境になってしまいますが、光源が反ったカーブを描いている事で広範囲に上手く光が拡散してる感じがします。

夜にブログを書いたり動画編集したりモニターを見ることも多いのですが、明るさでギンギンに目が冴えてしまうことがありません。

部屋の暖色光に合わせて落ち着いた色で統一できる

ちなみにCRI(=照らされる物が忠実な色で見えるかと言う数値。太陽がMAXスコアの100)が95という非常にレベルの高い数値で高演色性を実現しているので優しい光なのに鮮やかに見えます。

演色性については以前に書いた以下の記事で詳しく話しています。

演色性にこだわってLEDライトを選ぶ。RA80→95にしたら部屋や食事が鮮やかになりました

暮らしのシーンに合わせて使える光と馴染む筐体デザイン

光が調節可能でデザインが洗練されているからこそデスクワーク以外の暮らしのシーンでも違和感なく使うことができました。

例えば、夜寝る前のベッドサイドにも最適です。柔らかい光が入眠を妨げることなく穏やかな時を過ごすことができます。

他にもリラックスしながらリビングで本を読みたい時。

紙の本を読むときには「読書モード」という明かりがしっくり来ます。広く均一に照らされるので大きいサイズの雑誌でもムラなく明かりが包んでくれます。

シンプルで高級感があるので、リビングでもインテリア的に馴染みます。

「WiT アイケアLEDデスクライト」は不満点を見つけるのが難しい完成度の高いワークライト

LEDデスクライトの中では価格が高く、高級な部類に入ると思います。しかしこの金額を出しても後悔しない価格相応の機能と質感、そしてデザイン。所有する満足感を得られます。

最後に「BenQ WiT アイケアLED」の良いと感じた所と、惜しいと感じた所をまとめておきます。

[良かった点]

  • 目に優しく柔らかい光なのにしっかり明るい
  • 暮らしのシーンに応じた光の調整が可能
  • モノが鮮明に見える(CRI95以上の)演色性
  • アームが長く配置場所の自由度が高い
  • 高級感ある文句なしの意匠デザイン
  • 土台部分のどっしりした安定感
  • 自動調光機能がある

[惜しい点]

  • 電源アダプタが大きくコンセントタップによっては他と干渉する
  • 土台部分がでかくスペースを取るので、デスクが狭いなら別途クランプを購入して固定が最適
  • デジタル読書モード(中央の光量が抑えられている状態)でLEDの色温度を自分で変更することができない

光の質やインテリアにこだわりがある方に是非使ってみて欲しいと感じた逸品です。

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