味気ない窓のアルミサッシをペンキで白く塗ってみた

いきなりですが僕はアルミサッシが苦手です。窓の形と素材って部屋の雰囲気に大きく影響する箇所だと思っています。

どんなに部屋の他の箇所が改善してもアルミサッシがあると僕はゲンナリした気分になってしまうほどです。何とかしてチープなアルミサッシの見栄えを良くしたい…!

そこでサッシに直接白のペンキで塗装して見栄えを良くする試みをしてみました。

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雰囲気台無しでチープなアルミサッシ

窓がオシャレならその部屋のポテンシャルはとても高いと思って僕はいつも部屋を見ています。それぐらい窓のデザインって部屋の中での視覚的影響力がでかいです。木製の窓なんて最高ですよね。

一方、ある年代の住宅にはアルミサッシが使われまくってます。好みにもよりますが僕にはとてもチープに見えてなりません。

以前は木製の内窓を作って見えない様にしたことも有ったのですが、今回は最小限の労力で見栄えを良くしたかった事もあり、隠すのではなくサッシに直接ペンキを塗装してみることにしました。

塗装前に大事なマスキングと養生作業

まずは塗装作業より重要なマスキングテープを貼る作業。ペンキを塗る前に避けて通れない必須の工程です。

サッシの内側のガラス部分と、サッシの外側の窓枠と塗料が付いたら困る箇所をしっかりテープで境目を作ります。

このマスキングテープ貼りが完成度の高さを左右すると言っても過言ではありません。地味な作業だけど一番丁寧にやりたいところですね。

床や壁、窓枠にペンキが飛ばないようにますかーなどで養生も忘れずに!

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ペンキを塗る前にサッシにプライマーを塗布

マスキングが終わったらペンキ!と行きたいところですが。アルミサッシのペイントに際しては一手間必要です。

アルミは表面がツルツルしているので、そのままペンキを塗っても塗料が乗らず弾いたり塗れたとしてもすぐにボロボロ剥がれることになります。他の金属やガラスやプリント樹脂など表面がツルツルしている物体はみんなそう。

ではどうするかと言うと、プライマーと呼ばれる下地剤を塗ってあげます。有名なのはミッチャクロンです。

プライマーはツルツルしたものでも塗装できて、さらにその上にペンキを塗れるようになるのでサッシとペンキの橋渡し的な役割をします。

ミッチャクロンについては以前記事に書いたので、そちらも参考に見てもらえればより詳しく分かるかと思います。

関連記事:プリント合板の上から塗装するならプライマーはミッチャクロンが良い感じ

プライマーは透明で以下のように塗っても色が変わらないため、充実感もなく楽しい作業ではないんですよ…笑 必須なのでやるしかないですけどね!

プライマーは油性なのでシンナー臭が結構きついです。換気するのを忘れずに!

ちなみに木材の場合は最初から表面に細かいオウトツがある為、プライマーなんて塗らなくてもいきなりペンキが塗れます。

ペンキを刷毛(はけ)で3度塗りぐらいする

プライマーが乾いたらいよいよペンキを塗っていきます。

今回はオフホワイトの水性ペンキを選びました。サッシは細くオウトツもあるので細めの刷毛で塗ります。

しっかりマスキングしてあるおかげで適当に塗っても大丈夫。

ちなみにペンキは1度塗りだと塗りムラが残って綺麗に仕上がりません。よって1度目に塗ったペンキが乾いてから再度塗装する2度塗り〜3度塗りするのが通常のセオリーです。

1度塗り目から完璧を目指す必要はありません(というか一回でムラなく塗るのは不可能)。これは壁や天井を塗る時も同じ。

アルミサッシの白塗装が完了

銀色の味気なくてチープだったときより割と良くなったんじゃないでしょうか。窓枠もセットで同じ色に塗ると統一感が出しやすいですね!

白い窓かわいい!塗った方が断然好みです。

実は今回、時間の都合上1度塗りしかしてないのでアップして見ると刷毛の痕のムラが結構残ってしまいました。できるなら手間ですが3度塗りぐらいした方が綺麗に仕上がりますね。

まあ遠目から見れば気にはなりません。ただこうして見ると網戸のアルミ部分も塗った方が良かったかなと後から感じました。外にあるので耐久性を考えて油性ペンキを塗るなど考えなきゃいけない所ですが、その方が統一感が取れていいですね。

マンションの窓サッシは共用部分で塗れない可能性あり

今回DIYしたのは戸建てなのでサッシを塗装も自由でしたが、マンションの場合は共用部という概念があるのでちょっと注意した方が良いかもしれません。

マンションの管理組合や管理会社、規約など良く確認してから可能であれば実行した方が良さそうです。

サッシの色は白だけじゃなく、アイアン塗料なんかも相性良さそう

今回はつや消し白色のペンキを使いましたが、もちろん他の色も有りだと思います。

特に細いアルミサッシと相性が良さそうなのがアイアン塗料と呼ばれるアンティークなアイアンの質感が楽しめる塗料です。

木製サッシのように太枠であればヨーロッパの窓の様なグリーンやレッドも似合う気がしますが、細いアルミサッシにはアイアンが合うと思うんですよね。

アイアン塗料の種類については以下の記事でまとめているので一緒にどうぞ。

関連記事:アイアン塗料を販売してる各メーカー製品の質と価格まとめ

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コメント一覧

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. by えり

    突然の質問失礼いたします。
    以前一度ペンキ→ニスで仕上げた家具の色を変えたいのですが、プライマーを使えば問題なく再度塗装できるかご存知ですか?
    調べてもニスの上からペンキを塗るのは難しいという情報ばかりで…
    もしご存知でしたらお伺いできますと幸いです。

    • by Suke

      そのへんの情報あやふやですよね。。
      やった事ないので僕も無責任なことは言えないのですが、もし自分がやる立場ならプライマーは使わずニスの面を荒い紙やすりで削って傷つけて塗料の引っ掛かりをよくしてから、ペンキを塗る方法でいきます。
      もちろん紙やすり→プライマー→ペンキが一番ベストかもしれませんが。自分だったらプライマーは省くと思います。
      最初に塗ったニスがペンキを弾く系の物でなければ再塗装できると思いますが、何分やった事がないので断定はできません。すみません。

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