DIYで建てよう!パーゴラ&物置き小屋の作り方を学ぶ

先日、とある公園内に「パーゴラと物置き小屋を立てよう!」というイベントにがっつり参加してきました。

小屋と言っても人が住む小屋ではなくパーゴラの一画に壁を建てて作る物置き小屋です。農作業具などを置くための場所として利用します。今回はそのパーゴラと物置き小屋を一から作った工程と様子をできるだけ詳しく書いていきます

建てる場所は、blue studioがリノベーションを手がけた東久留米市の集合住宅Le cheval(ル・シュバル)の敷地内。

この場所はもともと隣接住居の駐車場でしたが、地域の人々が繋がるための場所として住居とともにリノベーションされました。私が訪れた少し前にも芝張りワークショップがあったようで、今は冬で全面茶色ですが、夏には青々と潤った空間が広がることでしょう。

公園としての機能だけでなく、今後この場所には農場やコミュニティーライブラリ(共有本棚)などができる予定です。今回建てる「農作業具を入れる簡易的な小屋と本棚の付いたパーゴラ」はこれらのプロジェクトの核となる箇所です。

ワークショップの講師はHandyHouse project。僕の家のセルフリノベーションにも数回来て技術指導して頂いた方々です。確かな技術を持ちながらも場を盛り上げるエンターテイナー性があって個人的に大好きな集団なんですよ。

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完成イメージ

ハンディーハウスに所属する中田製作所の中田さんが描いた完成イメージ。(めちゃくちゃうまい!w)

右側にはパーゴラの一画を利用したドアと窓の付いた物置き小屋、そしてパーゴラ背面に沿って地域に解放される本棚が取り付けられるイメージです。本棚の下部分には収納付きスツールが格納され引き出して座ることもできます。

良い雰囲気のスペースになる予感しかしません。

まずは基礎を作る(束石の設置)と柱を建てる

ワークショップは全日程で5日間。なんと僕は用事があって初日だけ行けませんでした。ぐぬぬ…。なので実際作業に加わったわけではないのですが、行われた作業を忘れないように書き留めておきます。

1日目の終着点は以下の画像まで(二日目の朝に撮った)。基礎部分の束石の設置と重要な骨格を組む部分までです。

地面に穴を掘り、束石を設置して基礎を作ります。個人的には基礎の水平を取る作業が小屋やパーゴラのセルフビルドで一番難しく重要な部分だと思ってます。ここが狂うと後々困ることになるので丁寧にやりたい作業です。

デザインも考慮して、前列を高くして製作しています。そうすることによってパーゴラ内の空間に立体感が生まれます。基礎の設置方法と柱を組み上げていく順序については以下の記事で詳しご覧ください。

>>パーゴラ&物置き小屋の基礎作りと柱を建てる

パーゴラの屋根取り付け

2日目は終日パーゴラの屋根部分の取り付け作業。この日の着地点は以下の画像まで。パーゴラが完成します。

作業は木材をカットし、パーゴラの屋根を作るところから始めます。

屋根部分にはL型アングルを用いて材をビス打ちして固定。屋根の隙間の間隔が計算と合わなかったり、固定した後に屋根が飛び出しているところがあることに気付いたり順調に進まない場面もありましが何とか完成。屋根材の先端を斜めにカットを入れて細かいデザインにもこだわっています。

この作業内容について詳しくは以下の記事でご覧ください。パーゴラの完成までの作業順序を詳細に書きました!

>>パーゴラ屋根の取り付け方法

物置小屋部分の壁の下地を作る

パーゴラの屋根作りが終わると次は、正面から見て一番右の一区画に農作業具を入れる簡易的な小屋を作っていきます。

カットした木材をインパクトドライバーとビスで組んで壁を作る作業です。壁を作ると聞くと木材を組むのにスキルが要るように思われがちですが、木を組む作業はコツさえ分かれば簡単でどちらかというと寸法を測り墨出しする作業の方が重要です。超絶地味な作業ですけどね。

物置き小屋と言っても今回は予算の関係もあり屋根は付けず簡易的なものです。しかし窓やドアも設置する予定なので少し複雑な造りの箇所も出てきます。

以下の記事では、壁の下地の基本的な組み方を解説しています。この下地の組み方は小屋だけでなく内装のリフォーム・リノベーションでも使える知識です。パターンがあるので一度覚えると応用が効きますよー!

>>パーゴラの一画に物置き小屋を作ろう!壁の下地の作り方を解説

物置き小屋部分の外壁を張る

組んだ小屋の下地に外壁を張っていきます。

今回使った外壁はレッドシダーの羽目板。個人的に木の外壁に憧れがあったので実際張る作業を経験できてとても嬉しい。人が住む小屋ではないので、構造用合板は張らずに下地に直接羽目板を釘で打ち付けていきます。

もっとも見た目が小屋っぽくなる工程です。実際作っている方もテンションが上がります!詳しい作業内容は以下の記事から!

>>小屋に羽目板の外壁を張る

無垢のドアに穴を開けてドアノブの取り付けて、エイジング塗装を施したドアを小屋に設置する

ドアの塗装・ドアノブの取り付け・蝶番を付け物置き小屋へ設置しました。

ゴールドのドアノブにブルーという組み合わせが最高にかっこよく仕上がりました。

しかもこのドア、単純にペイントしただけでなくエイジング塗装を施しています。実はイエロー→でん粉糊(のり)→ブルーと重ね塗りしてあるんです。ブルーの下に糊を挟むことで、糊が乾燥するにつれて収縮しブルーのペンキにクラックを起こします。さらに所々ボテっとした感じが出て長年に渡り何回も塗装されてきたような使い古した扉の風合いに仕上がります。

詳しくは以下の記事で!何も穴の空いていない無垢のドアにインパクトで穴を開けてドアノブを取り付ける様子も画像で詳細に解説しました。

無垢材の扉にドアノブの取り付けと、エイジング塗装を施し小屋に取り付ける

スツールの製作

地域の人が自由に使えるコミュニティライブラリーという機能を持たせるため、本も収納できるシンプルな四角いスツールを製作しました。

製作工程は至ってシンプル。ベニヤ板をそれぞれの面から貼り合わせた四角い箱です。大人が座っても安定感があります。

キャスターが付いていて手軽に移動できる仕組み。シンプルな箱型スツールですが本棚の下にズラっと並ぶとコレが可愛いんですよ。曲線や丸みのある洗練されたデザインの椅子も好きですが、四角いシンプルな椅子も作ってみて良いもんだなと感じました。

詳しくは以下で製作工程を解説しています。

>>シンプルデザインなキャスター付きスツールを作る

あとがき

僕は近い未来に地方に移住することを考えてまして、庭にセルフビルドで小屋やパーゴラを建てたいという願望があるので東京にいながら今回の様なワークショップに参加できたのはラッキーでした!この記事達は、いつか自分で建てるために作り方を忘れないよう書いた備忘録でもあります。

ひとことで小屋・パーゴラといってもいろんなパターン・いろいろなアプローチの作り方がありますが、実際セルフビルドしようと考えこの記事にたどり着いた皆さまにとって参考になれば嬉しいです。

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