練り済み漆喰は高い!自分で練るより約7倍の値段。しかし手間と時間を考えると買う価値あるかも

自宅の和室の壁をDIYで漆喰で塗りました。

その時、どの漆喰を使うか色々と吟味したけど、うま〜くヌレールなどの練り済み漆喰はかなり高価。そこで自分で練ってみたかったこともあり、粉の漆喰を買って自分で練って壁に塗ったんです。

そのおかげで想像よりはるかに安く漆喰の壁にすることができました!しかし、漆喰を練る作業も想像よりはるかに大変でした…!

以下、この記事では材料コストと手間や時間など考慮して「自分で練る粉の漆喰」と「練り済みで販売されている漆喰」のどちらを使うべきか判断材料を書き残しておくとします

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「大和しっくい」と「うま〜くヌレール」を単純にコストを比較してみる

私が使った粉の漆喰は「大和しっくい」。20kg/1袋で売ってます。

対して、コストの比較対象としてあげるのは練り済みの漆喰としてホームセンターなどにも売ってる「うま〜くヌレール」。18kgが一番大きい缶のサイズです。

大和しっくい20kgを、推奨値の12Lの水で溶くと32kg作れます。32kgの漆喰を作って約3,500円。安すぎかよ!

一方、うま〜くヌレールは18kgで13,800円。これを32kgに換算すると24,500円。

同じ量で粉漆喰だと3,500円、練り済み漆喰だと24,500円ですから値段として約6.6倍の値段です。粉漆喰の方が同じ面積を約1/7のコストで仕上げることができる計算です。こう見比べるとやっぱり高いですね。。。

値段だけでは測れない漆喰を練る手間と時間的なコスト

値段の数字だけ見ると大和しっくいの圧勝ですが、記事冒頭でもちょろっとお話した通り初めての漆喰練りは勝手やコツが分かってないことも有り、とっても大変でした。詳しくは以下の記事で話しています。

関連記事:粉の漆喰を自分で練ってみたら大変だった話

漆喰を水で練るだけで1日掛かりです。この辺を人によってどう思うかだと思います。いくら楽しいDIYとは言え、休日が1日漆喰を練るのに潰れたら嫌な人も多いと思います。お金だけで考えるとその1日本業の仕事して即塗れるうま〜くヌレールを買った方がお金のコストは低くなるかもしれません。

まあ上記の記事で上手く練るコツも書いているのでその辺見てれば1日掛からないかもしれませんが。

私は一度自分で練ってみたかった願望もあったので全然後悔してませんが、掛かる時間と手間の大変さを考えると値段差も考慮のうえで練り済みを買うのも有りな選択肢だな、と思ったのも事実。

慣れてるか慣れてないか。手間を楽しめるか。など人によって感じ方が変わるので、お金払ってでも大変な手間を省きたい。もしくは手間が掛かっても安く済ませたい。どっちに思うかですね。

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私の落とし所:狭い範囲のDIYは練り済み漆喰。広い範囲塗るなら自分で練る

いくら手間を省きたいから練り済み漆喰を使うと言っても、塗る部屋が18畳で壁面積が80平米とかなってくると5缶で70,000円分とか必要になってきます。粉の漆喰から自分で練れば3袋で10,500円で済むんです。

塗り面積が広ければ広いほどコストの差は大きくなります。

そこで私の落とし所は以下。

  • 6畳ぐらいまでの狭い部屋や壁一面などの小さい範囲を塗るだけなら、開封後即塗れる練り済みの漆喰を買う。
  • それ以上の大きい規模の面積を低コストで漆喰を塗るとしたら、粉の漆喰から自分で練る。

漆喰練り初経験者が実際にやってみて感じた結論です。

多く使う場合はコストの安い自分で練る漆喰。少ない範囲をサクッと塗りたい場合は練り済み漆喰を使うというのが時間も考慮に入れた費用対効果が高そうと感じました。

結局私は自分で練って作ってみることを選びましたが、初めは練ってある漆喰を使うつもりでした探していました。商品を吟味していたときにいろいろ調べまくったカラー漆喰の種類をまとめた記事も書いたので参考になれば。

関連記事:色付きカラー漆喰・珪藻土の商品リストまとめ

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