DIYリノベーションや家具製作に必要なおすすめのDIY工具10選
単にDIYと言っても雑貨を作るライトなものから、電動工具をバリバリ使って家具を作るなどのヘビーなものまで幅広いですよね。
ここでは「木工による家具製作」や「部屋のリノベーション・リフォーム」などのヘビー級DIYerに向けて是非持っておきたいオススメ工具を紹介していきます。
今回は今までセルフリノベーションや家具作りDIYをしてきて、実際に様々な工具を使用した経験をもとに信頼性・耐久性・価格の観点からコスパに優れる工具を紹介していきます!
目次
丸ノコ
フローリング張りに!ウッドデッキに!家具作りに!木材を加工するのに必須な超重要アイテムです。
木工に関しては丸ノコが無いと始まりません。ほんの一切り二切りぐらいの加工だったら手鋸でもなんとかなりますが、今後他にもDIYをしていきたい場合でしたら、手鋸で掛かる時間を考えれば余裕で電動工具代なんてペイします。それくらい労力も時間も短縮できます。
丸ノコと言われると危険な印象を持っている方も多いと思います。実際に大きな事故も起こっていますからね。しかし、落ち着いて正しい使い方をすればそうそう事故が起こるものだと思いません。実際使っていての感想です。
このへんの扱い方の話も含めて以下の記事ではおすすめの丸ノコと選び方を紹介しています。
>>【各社比較】DIYにおすすめの丸ノコを紹介!後悔しない選び方のポイントを解説
上記の記事の結果だけ話すと、マキタの「M656」という丸ノコを最終的におすすめしています。
ベースにアルミを採用した耐久性、チップソーの回転数、価格から見ても1番のコスパを誇ります。電動工具には安いメーカーもありますが安かろう悪かろうだと考えてください。1台目の選択としてこの機種を持っておけば長く使えるので結局安くあがります。
ちなみに今回ジグソーは選出外です!!私の経験として丸ノコが持っていればほとんどの場合出番がないからです。出番があるとしたら曲線を切る時ぐらいですね。
丸ノコガイド定規
丸ノコガイドはその存在自体が目立たなくあまり認知されていませんが、丸ノコと絶対にセットで持っておきたい工具です!!マジです。
木材に丸ノコガイドを当てることで初心者でも確実にまっすぐカットすることが可能になります。DIYを頻繁にする僕にとっても未だに必須の工具だったりします。
ガイドには使うシーンにより便利形がいくつかあり、おおまかに分けて4種類があります。その丸ノコガイドの種類と重要性については以下の記事でも詳しく語っています。
>>精度は上げて危険を減らす、丸ノコガイド定規の種類と使い方。DIYでは必須ツール
もし一つだけ持つとするならば僕は以下のガイドをあげます。
このモデルは木材に当てれば直角と45°の2通りの角度でカットできる機能を持ったガイドです。柔軟に角度を変えられるモデルもあるのですが耐久性が劣ります、上記のモデルは耐久性があり頑丈なのでちょっとやそっとのことでは角度に狂いが生じません。
丸ノコガイド定規において、角度が狂わないというのは本当に大事なことで長く使える条件にもなるんですよ。さらに言うとDIYでは90°と45°以外の角度でカットする機会は滅多にありません。
インパクトドライバー
丸ノコと並んで超重要工具のインパクトドライバー。僕はこれが無いとDIYをする気になりませんwそれくらい便利な電動工具です。
インパクトドライバーを持っていればビスを超速で打ち込んだり、ドリルビットを取り付ければ綺麗な円形の穴を開けたりできます。
フローリング張り、ウッドデッキ張り、壁作り、家具作りに必須で一家に一台持っておくと本当に重宝します。以下の写真の場面ではビスで木材同士を固定しスツール(椅子)を作っているところです。
インパクトドライバーは大まかに分けてバッテリー式とACコード電源式と2つに分けられます。
バッテリー式はどこにでも手軽に持ち運べ、電源コードがないので煩わしさを感じないメリットがあります。しかし、コンセントのない屋外では使わないよ!と言う方であれば安価に買えるAC電源式を買うのが僕的にはおすすめです。
バッテリー式と比べて安価だからと言ってパワーや性能的にも劣りません。僕は最初の一台目にACコード式インパクトを買ったのですが、それでリビングのほぼ全てのセルフリノベーション完成させました。
コードレスであるバッテリー式は便利ですが、リチウムイオン電池に寿命があるのが難点です。バッテリーは使わない期間放置していると放電しきって寿命を縮めます。替えのバッテリーも8000円ぐらいと意外とお高いのです。その点、コンセントから電源を取るACコード式なら購入してから3年経った現在でもバリバリ使えてます。唯一の弱点は延長コード必須なところです。
まあ、要するにどちらが自分の使い方と予算に合うかという話なんですけどね。そのへんの話、インパクトドライバーの選び方と僕のおすすめは以下の記事で書いています。
>>【各社比較】DIY用インパクトドライバーのおすすめと選び方
上記事ではバッテリー式インパクトドライバーをメインに書いていて、おすすめの結論だけ言うとマキタかBOSCHの機種がスペックやコストパフォーマンス的におすすめです。
マキタは軽さとサイズでDIY向けでは一番です!
ボッシュはマキタに引けを取らない軽さやサイズを持ち合わせながらも、バッテリー容量が2.5Ah×2個と多いのにマキタとほぼ差のない価格というのが魅力的。
電動サンダー
完成度や触れた時の完成度を求めるのであればぜひ持っておきたい電動工具。僕も「木材で作った家具」や「自分で貼った無垢フローリング」を磨くのに使っています。
市販で売られている2×4(ツーバイフォー)材なんかの木材も意外と表面が荒くいんですよ。そのままオイルで塗装するとムラができてしまいます。そこで紙やすりを電動サンダーに取り付けてウィーンと磨くと手触りも最高だし塗装のムラもできなくなります。
他の電動工具と比べてもお手頃なお値段なので手で紙やすりを掛ける時間と労力を考えたら、この工具も簡単に元は取れますね。時間をかなり短縮してくれます。本当に電動工具のある時代に生まれてよかった。笑
メジャー
言わずもがな、寸法を測るのに必須の工具です。コレがないと精度もへったくれもありません。あらゆる場面で使います。とりあえず持っておきましょう。
お金に余裕があり、いちいち巻尺を伸ばして測定するのが面倒な人にはレーザー距離計もむちゃくちゃ便利です!一度使うと巻尺には戻れなくなるので注意!
さしがね
地味な脇役のさしがね。メジャーとは別に持っておくと作業が超絶はかどります。
僕も最初はメジャーがあれば十分なんじゃ…と思っていた派です。しかし今ではメジャーより使う頻度が多いですね。さしがねの良い所はなんといっても直角が簡単に出せるところです!これ木材に当てれば速攻で垂直の線が描けるんですよ。
さらにメジャーみたいにいちいち巻尺部分を出す手間もない。大抵計りたいものって30cm以下が多いんですよね。
そんなわけで、持っているといつの間にか好きになっている工具です。有能なのに200円ぐらいでクソ安いのも嬉しい。
かなづち
みなさんご存知のように釘を打つのに必須の工具です。
しかし僕としてはカナヅチは解体の時にこそ真の力を発揮してくれる工具だと思ってます!以下のような天井の骨組みなんかはほとんどカナヅチで叩いて解体しました
釘を打って固定された木材なんかは、釘の頭が木材に埋もれて釘抜きでは抜き出すことができない状況って良くあります。そんな時は釘が打たれている方向の逆に向かってカナヅチでガンガン叩くと解体することができるんです。
家具や部屋の”解体”という作業をしないのであればぶっちゃけ金槌は必要ないように僕は思います。インパクトドライバーがあればそれでビスを打っちゃいますからね。ビスが電動工具で打てれば、釘を打つという場面もないんです。
バール
部屋のリノベーションで壁や天井の解体をするときに大活躍した工具です。
バールを上手く使えばテコの原理で大体のものはこじ開けられます。
解体以外で何気に便利だったのは、廃材に刺さっていた釘やビスを抜くこと!廃材処分のために木と金属を分別するのに使いました。金づちでも釘を抜けるのですがバールの方が全長があるためテコの原理で強い力を掛けることができます。L字になっている方の先端が釘抜きとしても使える仕様で立ったまま少ない力で抜くことができて重宝しました。
あとは災害の時にも役立つかなーと思ってます。
水平器
和室をフローリングにするときの下地張りや、壁を作る時に水平を出すために使いました。
>>和室リノベーションDIYで畳からフローリングにする方法(下地編)
家具なんかでも天板が傾いていないかチェックするに必須です。木工をやるのであれば意外と使う頻度高いんですよ。そうそう壊れるものでもないし一つ持っておくと便利です。
ペイントセット
壁や天井を塗装するのであればペイントするのに必要なもの一式を揃える必要があります。ローラー、刷毛、マスキングテープ、マスカー、ペンキ入れなど。
ペイントは初心者にも取っ付きやすく、かつ1番簡単に部屋の雰囲気を激変させることができるおすすめのDIYでもあります。
>>初心者でも塗装は意外と簡単!DIYで部屋の壁をペイントする方法
バラで買うのが面倒な場合はペイントセットと塗料さえあれば即塗装を開始できます。
塗料については別記事にしたので興味があれば以下の記事をどうぞ。
以上がDIYにおすすめの工具10選です!初めの方に紹介した電動工具なんかは今まで馴染みがなく使うことに躊躇してしまう場合もあるかもしれません。初めは僕もそうでした。しかし、いざ使ってみるとなんでも作れそうに思えてくるぐらい便利でものづくりの幅がグンっと広がりました。躊躇して居る人にはぜひ使ってみて欲しいですね。ものづくりの世界が変わります。
他はやりたいことによって必要にならない場合もあるので、必要になる工具の項目だけでもおすすめの商品を載せておいたので参考にしてもらえればと思います。
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