【賃貸DIY】ディアウォールを使った有孔ボードの壁と棚柱を使った棚の作り方

賃貸でも壁の色を変えて部屋の雰囲気をガラッと変えたり、壁に棚を付けたいなと思うことってありますよね。

今回はガジェットブログのトバログさんの新居を「賃貸物件の一部屋を書斎にするプロジェクト」の作業の一つとして、
ディアウォールを使い壁一面を有孔ボードの壁にするDIYと、棚柱を使って壁面に可動式の棚(ウォールシェルフ)を設置できるようにするDIYを行いました。

壁一面が有孔ボードの木材の質感になるのもあってかなり雰囲気も良くなりました!自分でも作業しながら「賃貸でもここまで変わるのか…!」と思ったほどです。

以下では、実際に作った手順、方法、気を付けた点など詳しく解説していきます。

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まずはビス打ち用に下地としてディアウォールを立てる

まずはディアウォールを使って壁際に2×4材(ツーバイフォー材)を立てます。

しかし、ホームセンターに売っていた2×4材が最長でも2mの物しかなく壁に突っ張るにはわずかに2〜3cmほど長さが足りません。

そこで余っていた材を2〜3cmカットしディアウォールのなかに仕込み下駄を履かせました。

足りない長さを補ったら壁面収納を作る予定の壁に突っ張ります。

※引越しの翌日なので向こうの部屋が片付いてないのは見逃してあげてください。

賃貸では直接壁にビスを打つことができないので、この2×4材の柱が有孔ボードを壁一面に張るための下地となります。

ディアウォールで立てる柱は3本。有孔ボードの横幅が910mmなので真ん中の柱の中央を左端から910mmのところに立てています。

有孔ボードの壁を作る

ディアウォールで柱の設置が完了したら、次に有孔ボードを張っていきます。

買ってきた有孔ボードは1820×910mmの構造用合板(基本的なベニヤ板)と同じサイズ。壁の大きさ的に今回はカットはせず丸ごと使います。

以下の写真見てもらえば分かるのですが、上端ディアウォールのソケット部分まで覆って有孔ボードを張ってます。上部はせり出しちゃってますけどね。笑

ディアウォールって便利なんですけどソケット部分が見えるとダサくないですか?スタイリッシュ感とかすっきり感が無くなってしまって勿体無い。なので今回は有効ボードが曲がってでも隠して張ることにしました。ボードは多少曲がっていても照明からなら見た目もそこまで気にならないかなーと。

【追記】正面に板で覆うならラブリコの方がやりやすいと思ったので以下の記事で詳しく書きました!

>>賃貸で木の壁を作るならディアウォールよりラブリコが良い理由

有孔ボードから壁までの厚さは「2×4材の厚さ[38mm] + 有孔ボードは厚さ[5mm]程度 = [48mm]

壁まで突き抜けないようにビスの長さは35mmをチョイスしてインパクトドライバーで打ち込んでいます。

ビスのヘッド部分が有孔ボードの穴より直径が大きかったので穴部分にビス打ちしてボードを固定していますが、ビス打ちは穴の部分でなくても構いません。

今回のDIYでは唯一インパクトドライバーが電動工具で必須です。インパクトドライバーは8000円〜ぐらいから売っているので、今後もちょくちょくDIYしたいという方は持っておいて損はないですよ!これがあるだけで作れるものの幅がグンッと広がります。

1枚目が固定できたら2枚目も同じようにディアウォールで立てた2×4材目掛けてビスを打ちます。壁一面が有孔ボードになると雰囲気的にも様になってきました。表面が木なので優しい風合いもGoodです!

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棚柱(チャンネルサポート)を設置

有孔ボードを貼り終えたら棚柱を取り付けましょう!

900mmの長さのものを買ってきたので壁の下半分に取り付けていきます。

ビスは棚柱に付属していた20mmぐらいのものを使用。

棚板は有効ボードの横幅と同じ910mmの長さのものを買って来たのでカットの必要もなければ棚柱の設置場所に気を使うこともありませんでした。左・中央・右の三箇所で2×4材の柱に向けてビスを打ち金具を設置しました。

有孔ボードの金具の設置が完了したら、あとは受け金具を引っ掛けて1×10(ワンバイテン)材を棚として置くだけ!

この受け金具、手で引っ掛けただけでは完全に固定されなかったので、2×4の端材でガンガン叩いて入れ込みました。受け金具が入らないってどういうこと?と思うかもしれませんが、これはやってみないと分からないかもしれません…笑

有孔ボードとウォールシェルフの壁が完成!

壁一面を有孔ボードで覆ったことにより、壁がアクセントウォールのようになってくれました。ここまでやると賃貸感がなくなって良い!

製作時間は1時間30分ぐらい。大掛かりに見えますが手順さえ分かっていれば意外と簡単に作れます。

ちなみに夜バージョンは以下。照明を棚や天井に向けることで非日常感を醸し出してます。かっこいい。

設置する場所のサイズによって、「ディアウォールで立てる柱の2×4材」と「棚板」はホームセンターでカットしてもらうか、丸ノコで自分でカットするかして上手くサイズを合わせてくださいね。

先ほどインパクトドライバーについて紹介しましたが、丸ノコも持っているとDIYの幅を広げてくれるツールです。DIYを細く長く続けていきたい方はMy電動工具持ってみるのもいいと思います。

【追記】DIYで棚が完成してから後日様子を見てみると、まだ少々散らかってはいますがバッグやカメラを掛けて見せる収納とするなど有孔ボードも存分に有効活用していました。

今回のDIYは壁面収納が欲しい、賃貸感を無くしたいという人には最適なDIYではないでしょうか。ぜひ作ってみてくださいね!

賃貸の一室に書斎を作りました

今回の有孔ボードの壁とウォールシェルフを作るDIYは、賃貸の部屋に書斎を作るプロジェクトの一作業です。他にも格子状の間仕切り壁を作ったりしています。

賃貸の一室を書斎化するシリーズの全体像は以下の記事からどうぞ。

>>パーティションと壁面収納で賃貸の一部屋に書斎を作るDIY

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