移住、もしくは二拠点。仕事と家族、僕らの理想の暮らし方

自分にとって、家族にとってのびのび生きられる環境。仕事とは、暮らしとは、これまで沢山考えてきた。その結果、最近になって東京ではなく地方をメインに住まう方向で動き始めた。

このブログでは基本的には既に実行した過去のことしか書いていないが、今回は珍しく僕が未来に思い描くライフスタイルについて話してみようと思う。

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住まい、暮らし、周囲の環境。考えるきっかけは1年間の山形転勤

当時、新卒入社した会社でいきなり山形県に転勤になったことがある。10万人規模の地方都市だが自然が近く3000m級に山々に囲まれ、スキー場まで15分、温泉まで15分。東京生まれ東京育ちの自分にとって雄大な景色と気軽にアウトドアに行ける生活は刺激的だった。

仕事の都合で結局一年間しか滞在しなかったが、東京に帰ってきた事で自分にとっての地方の豊かさに気付かされた。新鮮な食、余裕のある土地と家、過剰に混まない快適さ、受け身より自発的な行動の多さ。

もちろん地方に行った事で当たり前だった地元東京の便利さにも気付くことができた。

年齢にして24歳ぐらい。その頃から生活環境の多様性に気付き、自分にとっての幸せな暮らし方ってなんだろうと考え始めた。生き方と向き合うことは実際には苦悩に近かったかもしれない。

心の奥に仕舞っていた潜在意識を掘り返した山村テラス

ちょうど一年前に長野県佐久穂町にある「山村テラス」という電気や水道といったインフラから隔絶されたオフグリットのセルフビルド小屋に泊まった。その時の体験は以下の記事を見てほしい。

>>生き方の延長線に創る空間。長野のセルフビルド小屋『山村テラス』から紐解く豊かな暮らし

自然の一部になったような生活。人間の小っぽけさを感じつつも、人間が本来持っている生活力みたいなものを感じた。

常に人里から隔絶されるようなBライフやサバイバルライフみたいな話とはまた違う。北欧のサマーコテージ文化のように街と小屋を行き来して相反する環境による感性の往復をするような。初めて出会う暮らしがそこにはあった。

今まで生きてきた中で、この暮らしが一番理想に近い体験だと思う。

しかし、新しい体験のはずが何故か同時に懐かしさも感じていた。後に分かったのだが、その懐かしさの正体は子供の頃に友達とダンボールで秘密基地を作ったり、木にロープを引っ掛けてブランコまがいなものを設置したりしたあの日々だった。

毎日ドキドキワクワクしていたノイズのない探究心。大人になるに連れて「ペーパーテスト、受験、就活。実益にならないよ」と蓋をした感情。その心の奥底に閉じ込めていたものが掘り返された。

幼少期に感じたワクワクには好きの本質が映し出される。あぁ、僕はこんな遊びが好きだったんだ。

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仕事が暮らし。暮らしが仕事。

暮らしと切っても切り離せないのが仕事。

ここで言う「仕事」というのは嫌な事を決められた時間まで耐え忍び、その対価としてお金をもらうような事を指している訳ではない。

仕事だと自覚しないぐらい自然体で居られるのが自分の理想に近いライフスタイルだ。分かりやすい状況だと、自分では遊びだと思っていることが周りから見たら仕事になっているみたいな。

もちろん全てがそういう作業ではない。確定申告とかどう転んでも好きになれない…。それ以外の部分はできるだけ、そういう働き方ができる方向に常に調節していきたいと思う。

例えば、半自給的な暮らしに興味がある。小さい規模の農業であったり、太陽光や風力で電力を自給してみたり。自分で作ることが好きなので、今の家もそうだが空き家をリノベーションしてみたり。これらは人によっては仕事かもしれないけど、自分にとっては暮らしを楽しんでいるだけだったりする。

手分けして天井塗装

そんな自分が楽しんでいる暮らしをいつか他人にお裾分けできれば良いなと思っている。その結果「仕事と呼ばれるもの」になればそれが理想だ。理想と言いつつ、現時点でもこのブログを通して経験をお裾分けできているので実は思っていることの3割ぐらいは叶えているのかもしれない。

もちろんお金は子供の教育などで必須だが、全てのモノ、もしくは体験をお金を通して得るのではなく、お金に縛られすぎず自分の生きる力を信じて暮らせるような。そんな本当の意味での心豊かな暮らしが目標だ。

移住、もしくは二拠点生活も視野に活動していく

今は仕事柄わりと場所を選ばずに仕事をすることができる。

と話すと「そういう職種の人だけができる暮らしか」と言われることもあるけれど、会社員時代からそういう働き方ができるようにコツコツ移行する準備をしてきた。なんとなく半農半X、晴耕雨読といったライフスタイルに20代から憧れていたからか無意識に種を撒いていたのかもしれない。

今時はリモートワークを推進している会社だってある。数年前より確実に暮らしに溶け込んだ仕事ができる土壌が育まれている。

実際には既に、先日ブロガーやYoutuberの友人たちと長野県に二拠点生活やリモートワークについての視察・体験に行ってきた。

佐久市役所にも話を聞いてきた

今回訪れた長野県佐久市では行政がリモートワークを強く推進していて、新幹線で東京から70分と交通の便も良く僕らのような割と場所に捉われず仕事ができる人には適した立地だ。実際、北陸新幹線の通るこの地域は職場のある東京と二拠点生活をするのに人気の土地でもある。

もちろん今回も旅をしながら仕事をした。ちなみに先ほど紹介した「山村テラス」を作ったオーナーの岩下大悟さんが手掛けた3つ目の宿泊施設「ヨクサルの小屋」に宿泊。

佐久市周辺は地方移住を意識し始めた頃から気になっていて、隣の軽井沢・小諸市・東御市などにも家族で旅行に行ったことがあった。佐久市は自然が多いのにお店も一通り揃っていて買い物も不自由しない印象。

教育的にも隣の佐久穂町にはイエナプランというオランダの教育方針を導入した大日向小学校があり、軽井沢には風越学園というこれまた柔軟な教育をする私立小学校が新設される。子供にはのびのび育って欲しいのでとても気になるところだ。

メインの拠点(住居)を長野に移し、そして今東京で住みながらリノベーションしている家は民泊で貸し出せば、自分が東京に用事や仕事があるときはいつでも二拠点的に使える。そういう柔軟な暮らし方もありかもしれない。

そもそも職場が固定されていない僕にとっては東京にいる意味もあまりないのかもしれない。幸い妻も移住に理解を示している。

まだまだ移住もどうなるか分からないし、するとしても行ってみた後でないと理想に近づけたのかも分からない。ただ、土地スペース的にも家庭菜園やセルフビルド的な生産活動がしやすい地方の方が僕にとっては向いているのは確かだ。

もし移住するとしたら有り余る土地や空き家の資源を活用して面白いこともしたみたいと思い描いている。その辺はまた話が進んだら続編をお知らせしたい。

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