どこか懐かしさも感じられる、北欧ブルーが爽やかな自分で仕上げる空間

手に負えない部分は大工さんに任せる。自分でできる仕上げ部分は自分で作る。

そんな無理のないスタンスで築き上げたのは長野県松本市にあるカフェ「amijok」。オーナー小島さんの穏やかな人柄が空間にも反映された皆の憩いの場だ。

自分の理想のライフスタイルに合わせて、作り育てている部屋・空間を特集する企画『Look in Room.

第2回は、松本市にお店を構えて9年目。カフェ「amijok(あみじょく)」の空間を覗かせてもらった。

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築古の懐かしさを残す建物

松本城や蔵など古い建物がいまだ多く現存する松本市の街なみ。amijokもわりと古い物件を改装して作られた空間だ。

詳しい築年数は不明だが50年は越えているとのこと。この物件の内装自体、歴代使ってきた人たちが何度も壊しては作ってを繰り返している。それだけにふとした所に昔の面影が残っていたりする。

入り口すぐの石が埋め込まれた土間。手を加えず当時のまま使っている。いつから残っているんだろうと想像するのも楽しい。

キッチンや水回り、間取りの変更など大きな工事は大工さんに任せる。そして構造とは別の目に見える表面の仕上げであるフローリングやペイント、棚を付けたり店内のディスプレイは自分たちで手掛けた。

改装中、天井を抜いたら部屋の中央部にロール式のシャッターが埋め込まれていたと話してくれた。要するに入り口側は車庫として使われていた歴史が残っていたのだ。

大幅な改修をしたつもりでも横幅の狭い敷地や窓や階段の位置、そういった変更できない点、もしくは変更しなかった点がある。だからこそその物件自体に昔からある五感で感じられる懐かしさが残ると思う。そしてそれがリノベーションの醍醐味でもある。

天井近くから採光できる窓や、縦長で均等に3つ並んだ特徴のある窓も元からここにあった窓だ。

壊して大きい一つの窓にすることも考えたが、改築を繰り返しているだけに建物の構造状それが可能か分からず残すことになったらしい。

自分で貼ったフローリングや塗装にほっこり感

このカフェをやる前この物件は茶道の先生がお茶の教室をやっていた。元の床は畳だったが自分たちでオーク(ナラ)材を釘で打ち付けている。

土足で踏まれとても良い味が出ていると思う。

その過程を伺ってみると、なんと床はオイルなどのメンテナンスをしなくてもずっと良い状態を保っていると言う。通常無垢フローリングは数年ごとにオイルメンテするものだと考えが刷り込まれているが、何もしなくても大丈夫なんだと感嘆した。

オークは硬く耐久性があり土足で歩く欧米でも床材として良く使われる材だ。材の特性もあるだろうけど過保護にならず使ってあげるのも良いものだと思わされた。

窓枠や木製サッシにはスモークがかった水色が手塗りされている。この色と手塗りのムラ感がこのお店の優しい雰囲気を作り出していると感じられた。

なぜか僕の中では長野県といえば青色のイメージ。遠くに見える山並みの色。好きな色。
キッチン上に塗られたチョークボードペイント。書かれたメニューやイラストもかわいい。

テーブルも古材で作られたもの、家具もビンテージなものがチョイスされている。ドライフラワーが多く飾られていたり、クラフトの街松本とamijokの内装の一貫性もまた良い。

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市民も観光客も集う親しみやすい人と場

今回お話しを聞かせて頂いた小島さん。穏やかな語り口でまた話しにきたいと思う人柄があった。

その親しみやすい人柄により人々を繋げる場になっている気がした。

あとがき

自分でペイントしたスモークブルーが優しく爽やかで好きな感じの空間でした。マフィンが名物でむちゃくちゃ美味しいのでぜひ食べて欲しい。お豆腐丼も美味しいらしく今回行った時は売り切れていたので次回はお豆腐丼を食べにまた寄りたいと思ったのでした。

自分のライフスタイルに合わせて、作り育てている部屋・空間を特集する企画『Look in Room.』の記事一覧は以下から。

>>Look in Room.

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