【賃貸DIY】ディアウォールで壁面に可動式の本棚を作る
今回は賃貸の部屋に可動式の壁面本棚を作りました。
ディアウォールと2×4規格の木材を使うことで賃貸の壁や天井に穴を開けない本棚を作っていきます。
目次
2×4材にディアウォールを装着して柱を立てる
まず、賃貸で壁面収納を作るための基本!ディアウォールという2×4という規格の木材を突っ張るアイテムで壁際に柱を立てていきます。
2×4材はホームセンターでカットしてもらったのですが、ディアウォールを履かせる為に「床から天井までの高さマイナス4cm」でカットしてもらいました。例えば2m50cmの天井高があったら2m46cmのツーバイフォー材を用意します。
ディアウォールを柱の上下にセットして柱を斜めにした状態で壁際に押し込めば設置完了!
余談ですが、ディアウォールで柱を建てる前にワトコオイルという着色と汚れ防止のためのオイルを塗っています。
オイル塗装については完全に好みの問題でやってもやらなくても良いんですが、今回は木目を引き立てる役目で『ドリフトウッド』カラーというのを塗ってみることに。
本来2×4材は木材の中では白っぽい色ですが、オイルを塗ったことで渋い色になったかな?まぁ好みですね。
棚柱(チャンネルサポート)を付けて可動式の棚に
2×4材で立てた柱に可動式の棚板を設置するために必要なのが『棚柱(チャンネルサポート)』というアイテム。
これをさっき立てた2×4材の柱の好みの高さにビスで固定していきます。
木にビスを打ち込むのに電動ドライバーが必要になりますが、これぐらいのDIY作業だったら安いものでも十分役目をこなしてくれます。
棚柱を固定するためのビスは壁まで突き抜けない35mmを使用。ネジ頭の大きさ的にスリムビスがぴったりでした。
棚柱が設置完了したあたりで柱の垂直が取れているか水平器で確認しておきます。柱の垂直が取れていないと棚板が水平に設置できないからです。
ちなみに棚柱の取り付け位置は2つの柱で同じ高さになるようにだけ気を付けてくださいね。棚柱の高さが左右でずれても棚板が水平に取り付けられないので!
棚受け金具に1×6材の板を取り付ける
ディアウォールでの柱の設置と棚柱の設置が完了したら、いよいよ棚板を取り付けていきます。
左右の棚柱に可動式のブラケットを差し込んでから棚板を乗せ、上記の状態のまま棚板とブラケットを付属のビスで固定しました。ビス穴部分に鉛筆で印をつけておけば、外して地上でもビス打ちできるのですが面倒くさがりなので…笑
棚柱はいろいろなメーカーから販売されていますが、棚柱とブラケットは同じメーカーのものじゃないと取り付けられなかったりするのでそこだけ注意です。今回はロイヤルというメーカーで統一しました。
ブラケット固定した棚板を全て設置すればディアウォールを使った棚ができました!
本棚として使う工夫。棚板にU字金具を取り付けブックエンドとして使う
さっきの段階で棚としては完成したのですが、本を置くには側面から落ちてこないようにブックエンドが必要です。
そこでコレ。U字金具とナットを活用します。
棚板をいったん外して、
板の端の方に表面からU字金具の太さと同じ13mm径のドリルで穴を開けます。
六角ナットを装着して、
開けた穴に差し込んで終端を袋ナットで締めれば無骨なブックエンドの完成!
※必要なものは記事の最後にリストとしてまとめておきます。
賃貸でもブックエンド付きの壁面本棚の完成
本棚を置くよりかスッキリした見た目になるのが壁面収納の良いところ。それに棚柱を使った可動式だと棚間のサイズを本の規格に合わせられるのが良いですね!
U字金具のブックエンドも丸みのあるフォルムのおかげで素材の無骨さが前面にですぎず良い具合な気がします。
ただし注意点として、本はぎっしり入れるとかなりの重量になります。
今回は2×4材の長さを推奨のマイナス5cmではなくマイナス4cmにしたりキツめに突っ張って強度を上げたりしてはいますが、それでもディアウォールを過信しない方が良いのも事実。
重心の関係上、手前方向の力が掛かりやすい上の方は重い本を置かず軽いファイルなどを置くのが無難ですかね。
今回使った工具・資材
使った工具
資材
本棚の後ろに5mmの薄い杉板を貼った話も一緒にどうぞ
前回、本棚の後ろにあるビニールクロスの白い壁に杉板を貼るDIYをしました。もちろん賃貸なので現状復帰可能な方法です。こちらもカッコイイので是非!
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