収納もできるシンプルデザインなキャスター付き箱型スツールをDIY
先日、blue stadioがリノベーションした集合住宅の敷地内にパーゴラ&物置き小屋を建ててきました。パーゴラや小屋の作り方は以下をご参照ください。
パーゴラの下には地域住民誰もが使えるコミュニティライブラリーが設置されるという素敵なプロジェクトでイメージ図は以下。
今回の記事では、このイメージ絵の中の人々が座っているキャスター付きのスツールを作っていきます。ちなみにこのスツールの中にも本を入れられる設計です。
まずは材料を必要なサイズにカット
元々テーブルの天板だった使わなくなった集成材をスツールとして蘇らせます!これがわりと良い物なようでめちゃくちゃ重たい。
丸ノコで設計したサイズに合わせてカットしていきます。やっぱ真っ直ぐ切るには丸ノコガイド定規は必要ですね。
「丸ノコの選び方」と「丸ノコガイド」は以下の記事に詳しく書いたので合わせてどうぞ!
先ほどの天板を40cm×38cmの大きさにカットした材を量産しました。このテーブルの天板材は椅子の上下部分に使うもの。奥に重ねてある明るい色の板は20mm厚のベニヤ板でスツールのサイド部分に使われます。
スツールを組み立てる
材料をカットしたら早速組み立てていきます。
まずは下の図のように継ぎ目にボンドを塗ってから板を重ね、天板側からビスで固定していきます。
ベニヤ板は厚みがあまり無いのでビスをまっすぐに打たないとビスが横から飛び出してきちゃいます。心配であれば、ドリルビットで下穴を開けて置くのも一つの手です。下穴を開けておけばビスを打った時の軌道が下穴に誘導されるので失敗も少ないです。ちなみに今回も下穴を開けています。
上の図の通りに固定したのが以下の状態。ビスは両端と真ん中を止めていて計6点で固定しています。
同じように反対の天板もボンドとビスで固定し、「コ」の字から「ロ」になりました。
「ロ」字まで組み立てたら、今度は開いている穴の片方を塞いでいきます。カットしたベニヤ板を先ほどと同じようにインパクトドライバーとビスで固定。
スツールを移動式にするべく裏にキャスターを取り付けます。
これを計8個量産し、(外で使うので)防腐剤を塗ります。
シンプルな作りですが、さすがに8個は結構大変!ワークショップだったのでチビっ子も混ざってみんなで!
スツール完成
めっちゃシンプルです。実際座ってみると安定感もあって良い!
本棚の下に収納するので引き出しやすいように取っ手も付けました。
シンプルな箱型スツールですが(作成中の)本棚の下にズラっと並ぶと可愛いんですよコレが!
最初は箱型のスツールってデザイン的にどうなんだろうと思っていところもありましたが、作ってみると四角いシンプルなスツールも良いじゃん!と素直に感じました。
DIYで作ると作った本人は3割増しで可愛く見えてしまうというのはありますが…笑
これなら丸ノコとインパクトドライバーさえあれば難しい知識なしで作れるのも良いですよね。むしろサイズだけ予め書き出してホームセンターで木材をカットしてもらえば、インパクトドライバーだけあれば量産できます。気になった方はぜひトライして見てください!
インパクトドライバーの選び方は以下に詳しく書いたので合わせてどうぞ。
>>【各社比較】DIY用インパクトドライバーのおすすめと選び方
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