キッチンに自分で分岐水栓と食洗機を設置した話

子供ができてからというもの、子育て・仕事・家事の三つで1日が終わる状態が日常になっていました。

自分の時間が取れないため、ストレス解消をする時間や仕事のことで勉強したいことがあってもできないんですよね。これは困ったなぁ…ということで、ルーティン作業の効率化を図るため食洗機を買うことになりました。

文明の利器で時間を買う?というか自分の時間に投資する。といった感じですね。

しかも調べてみると、食洗機の取り付けや設置は自分でできないこともないらしい。業者にお願いすると結構な金額も掛かるのでDIYでやることにしました。

今回は実際やった据え置き型食洗機取り付けの過程を紹介します。

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必要なもの

まずは食洗機の取り付け・設置に必要なものを揃えます。

食器洗浄機を調達

家電なので色々なメーカーの機種がありそうと思いきや、据え置きタイプの場合まともな食洗機はパナソニックからしか出ていません。

うちではパナソニックの中でも庫内が広いという理由で以下の機種を購入しました。結構でかいので置けるサイズなのか事前に調べたほうがいいですね。

分岐水栓を調達

分岐水栓とは文字の通り、水の道を分岐させて一つ増やす金具です。

分岐水栓は自分の家の水栓に合うもの選ばなくてはなりません。なんだか難しそうですが、全然難しくないです。

パナソニックの食洗機を使うなら、以下のWebページから今使っている水栓の型番を入力すれば、それに合う分岐水栓を教えてくれます。型番は今取り付けてある水栓本体に書いてあるはずなので確認してみましょう。

>>分岐水栓ガイド|Panasonic

ちなみに我が家の場合、水栓の型番を入力するとCB-S268A6と言う型番の分岐水栓が必要なことが分かりました。

それが以下のものです。

しかし!!!

上記商品ページの関連商品の項目を見ると、三栄水栓というメーカーから価格の安い完全互換の分岐水栓が出ているではないですか。

調べてみると全く問題なく使えるとのことで、パナの正規品より約1000円ほど安いこちらを購入しました。

モーターレンチと言う工具も必要になるので同時に調達。

設置作業

必要なものが揃ったら、設置作業に入ります。

作業した順番を一つずつ解説していきますね。

水道の元栓を閉める

一番最初に水道の元栓を閉めておきます!でないと次の工程で水栓を外した瞬間、キッチンの床に水溜りができますよー。

たいていの住宅は外に水量計があり、そこに一緒に元栓があるはずです。うちの場合は玄関ドア出てすぐ横に埋められる形で存在しました。左側のハンドルを閉めれば水道が止まります。

水道の元栓

元の水栓を外す

ここから先は以下の動画を参考にして取り付けました。めっちゃ分かりやすい。

動画の内容と同じですが、実際やった過程をさらっと画像でも解説します。

初めから付いていた水栓。これを購入したモーターレンチを使って外します。

ナット部分をレンチで挟んで回すだけで簡単に取れました。そうすると以下の状態になります。

分岐水栓を取り付ける

ここで用意しておいた、分岐水栓を取り付けていきます。

気をつけたいのは、温水が出る水道配管側に分岐栓をつなげるということです。

なぜかというと、冷水を直接食洗機に流し込んでも電気を使って食洗機の中で温めてくれるので使えるんですが、ガス給湯器で温めた水を食洗機に入れる方がエネルギー的に効率が良く、結果的に光熱費の節約につながるからです。

毎日使う物だからこそ、こういう小さいことも後々チリも積もれば山になるでしょう。

たいていの水道配管は向かって左が「温水」、右が「冷水」です。※たまーに例外もあるみたいです。

ということで、分岐栓を左側に取り付けます。

分岐栓取り付け作業も意外と簡単で、分岐栓を差し込んでナットを締めるだけです。分岐の穴は食洗機を置く側に向けて固定します。以下の写真では左側に食洗機を置くので分岐を左側に向けています。

ここに最初に外した水栓本体をつなげると完成!!この時点では分岐栓の元栓はまだ締めておいてくださいね。

これもナットを締めるだけ。水回りの作業だからハードル高いと勝手に思ってましたが食洗機設置するDIYって意外と簡単です。※今回ついでで水栓本体も新品に変えたのでキラキラ輝いてますw

水道管の元栓を開ける。水漏れがないか確認

これで分岐栓の取り付けは完成なので水道の元栓を開けるんですが、一つだけ注意したいことがあります!!

それは外に栓を開けに行く前に、水栓にタオルを被せて行って欲しいということです。

万が一、ナットの締めが甘い場合、わずかな隙間から水が噴水のように吹き出しキッチン周りが水びだしになります。そうです。私が経験者です。大変な目にあいましたよ。笑

締めが甘かった所をもう一度閉めたら、問題なく蛇口だけから水が出る仕様になってくれました。

食洗機の設置と給水ホースをつなぐ

食洗機を設置したら、食洗機に付属してきた給水ホースを分岐口につなぎます。

つなぎ方は工具要らずの押し込むだけのワンタッチ式ですが、ホース側の金具を手前に引っ張りながら押し込みます。

これは説明しづらいので、参考になる動画を貼っておきます。

つないだら、分岐栓の元栓もオープン。

分岐水栓の元栓を開く

これで全ての設置作業終了!

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食洗機で食器を洗ってみる

無事稼働し始めました。

事前すすぎなんて碌にせずポンポン食器入れたけど、油汚れも残らず。結構いいかも。

食洗機導入で食器洗いの時間が年間152時間短縮された

食洗機を導入したおかげで家族分の皿洗いにかかっていた時間が1日30分から5分に短縮できました。数字ではたった25分の短縮ですが、単純計算で年間365日に換算すると152時間の短縮です。食器洗いに取り掛かる精神的負担と手荒れの減少は私にとって大きな恩恵でした。

この空いた時間を自己投資に少しでも回せれば、食洗機代なんてそのうち回収できてしまうでしょう。というか水道代の節約にもなるのでそれだけで回収できちゃうかもしれません。

むしろ時給1,000円で皿洗いのバイトを雇ったと仮定したら年間152,000円分になるので1年で十分元が取れます。笑

子育て世帯や共働き世帯には食洗機オススメです!

自分で取り付ければ、賃貸で家を引っ越すときに取り外しもまた自分でできます。結構気軽に自分で導入できるものだと今回設置して感じました。迷っている方、自分でやっても案外できますよー!

今回使ったものまとめ

[食洗機]

[分岐栓]

[モーターレンチ]

次は浴槽のコーキング剥がれを自分で直した話です

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