ライティングレール取り付けを電気工事士に委託。自分で電材を調達する

ライティングレールを固定

前回の「抜いた天井裏の配線整理。電気工事だけはプロに!委託した作業と手順」からの続きです。

今回はデザイン次第でガラッと部屋の雰囲気が変わる照明設置を委託した話です。

何週かに渡る作業だったため、他のDIYで進めている作業と並行して電気工事に入ってもらっていました。 我が家の場合はどこにどんな照明器具を付けてもらうかは自分で計画し、取り付けだけは電気工事士さんにお願いしました。電材もほぼ自前で調達です!

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電材の購入

電材調達は電気工事士さんに任せてもいいと言われましたが、自分でAmazon・楽天で調達することでより安く済ませることができました。何をどれだけ調達するかは相談して確認は取っています。電気ケーブルだけはお任せです。

電気屋さんに頼む場合などはその電気店で買うと工事費割引などあるかもしれないのでどうすれば安いのかはケースバイケースだと思います。

ライティングレールを購入

ライティングレール私はどこでも照明器具を設置することができるライティングレールを導入することにしました。

スポットライトだけでなく変換ソケットを使えばペンダントライトやシーリングライトも簡単に付けることができます。うちでは子供がいたずらするのでコンセントソケットを付けてレールからノートPCの充電なんかもしています。笑

ライティングレールはpanasonicと東芝から出ています。規格はもちろん同じなので、どっちだと電気が付かないということは無いので安心してください! 私は安いってだけの理由で東芝を採用しました。笑

レール設置に必要だった器具は以下。(設置する天井の材質や形状によって必要なものが微妙に変わってきます。)

必要だったライティングレールの機材

レール本体:必要な長さを計算して買います。もちろん長さは電気工事士さんが切って調節してくれるので、足りなくならなければOK。1m〜4mまで1m刻みでレールの種類があるので、直線ではできるだけ接続部分がでないような長さを買いました。

レール同士をジョイントする器具:L字やT字、I字はもちろんのこと十字型や自由に曲がるフレキシブルなジョインタがあります。

レールに電気配線を繋ぐ器具:一つ上に書いたジョイント器具を使わない場合、レールに電源を引くために必須。上のジョイント器具を使う場合はジョイント部分から電源を引くこともできるので必ずしも必要ではない。

・レールの終端にはめる器具:終端にはめる。それ以上もそれ以下の機能もありません。

東芝のカタログにあった以下の図がどんな場所に何を配置するべきか分かりやすいですね!(クリックで拡大できます)

吊り下げ金具を購入(天井にライティングレール直付けの場合は不要)

以下は木造一戸建ての梁がある天井向きの部材です。平らな天井の場合はレールをビスで直付けできます。

全ネジ吊り金具:木造住宅で天井が表しの場合、梁にビスでこの金具を固定します。この金具に全ネジ(長ネジ)をねじ込んでレールを吊ります。

ちなみに真っさらな『石膏ボードの天井』や、『コンクリートの天井』の場合、専用の吊り金具が存在します(以下は東芝じゃなくオーデリックのものですが)

全ネジ(長ネジ):簡単に言ってしまえば頭部の無いネジです。レールはこれで吊ります。
長い全ネジを買っておけば、電気工事士さんが全ネジカッターという工具でカットしてくれました。 気を付けなければならないのは、吊り金具と全ネジの「ネジピッチの規格」を揃えることです。私はw3/8という規格で揃えています。

・レールハンガー:レールはこれで掴んで宙に固定します。

ソケットやライトについて書き出すと脱線して長くなってしまうので、また別で記事にしてみたいと思います。

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ソケットとライトは部屋の完成時に取り付けました!

セルフリノベーションした部屋が完成!掛かった総額を公開

照明設置器具(ライティングレール)の取り付け

いよいよライティングレールを設置をしていきます。 実際に作業を見ていると職人さんはやっぱり凄い。

これは自分じゃできないなと感じます。 さっき紹介した吊り器具をレールを吊るす場所に計画通り設置していく工事士のおっちゃん。ライティングレールを吊る器具に設置 先に「吊り金具」をレールを通す予定の場所に全て設置してました。 ライティングレール吊り金具を先に設置 吊り金具にレールを固定していきます。レールは設置前に丸ノコで適切な長さに切断済み。 ライティングレールを固定 うちでは壁に沿ってレールを設置するのでL字ジョイントを数十個も使いました。 ライティングレール取り付け途中ちょっと形が複雑だったのもあり全部で3日ぐらいの作業で取り付け完了。 IMGP3357 さすがプロの職人は仕事が早いです。レール全体の高さもブレない。壁に対して斜めに付いてるなんてこともありません。

電源の配線はL字ジョイントから取り込んでいます。天井の梁を這わせ、レールを吊る全ネジに括ることでかなり目立たなくできます。

全部セルフでやりたかったのですが、大幅な時間の短縮にもなったし今回ばかりは頼んで良かったと思ってます。

そうそう。壁面にマリンランプも取り付けてもらいました。むちゃくちゃカッコイイです! マリンランプ取り付け

これも事前に自前で調達しました。

実際にリノベーション完成後のマリンランプを設置した様子はこちらからどうぞ!

当たり前だけどプロに委託するとそれなりの費用が掛かる事実

今回記事にした電気工事に関してはセルフリノベーションの唯一セルフじゃない部分でしたが、なんと電気工事の委託費用が今回のセルフリノベーションに掛かった額のおよそ全体の半分を占めました。。。笑

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セルフリノベの総額についてはこちら

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ライティングレールの配置や電気スイッチの増設、電気幹線の移動、インターホンの設置など手間の掛かることを追加オーダーしたので予想より値段が跳ね上がってしましました。 まあプロの仕事ぶりに対する対価としては妥当だとは思います。

自分でできればもっと安上がりにできるんだけどな…。電気工事士の資格を取るか考えてしまいますね。

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次回は配管の見た目を整える

吸音・断熱材モロ見えだった配管を綺麗にしていきます。

次の記事>>天井解体で出てきた配管の見栄えを配管保護テープで整える

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これを見れば誰でも可能!【DIY】セルフリノベーションでやったこと記事まとめました。

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コメント一覧

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. by ほのど

    すごく参考になりました。
    マイホーム計画で、照明はライティングレールで囲みたいと思っていたのでこちらをずっと見ながら研究しています。天井高はそんなに高くなくて梁出しの2500なんですが、どうしてもライティングレールを吊りたくて( ˙꒳​˙ )予算を見ながらやってみます!

    • by Suke

      マイホームに導入いいですね〜。計画で悩んでるこの時が一番楽しい時期ですねw
      表し天井にライティングレール最高にかっこいいですよ。細いので天井高2500でも全然圧迫感ないと思います。何より照明の設置場所がいつでも変更可能なのがかなり便利です。
      吊っちゃいましょう!!

  2. by 岐阜の妖精

    はじめまして!アイアン塗料について検索していたら、この素敵なブログにたどり着きました。

    僕は先日マイホーム用に裁判所の競売物件を買ってみたのでこれから自力でのリフォームを考えています。前の所有者がだいぶ汚していっていたので、今はまだ中を自分で掃除するので精一杯ですが・・・。じっくりブログ読み込んで勉強させてもらいます!特にライトレール素敵すぎて真似したいです。

    またわからないことがあったら質問させて下さい!

    • by Suke

      岐阜の妖精さん、はじめましてー!
      嬉しいコメントありがとうございます。中古物件が綺麗になるのが楽しみですね!
      記事での不明点などありましたらいつでもどうぞー!また遊びに来てください!

質問でも感想でもお気軽にコメントどうぞ!

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