【セルフリノベーション】DIYで壁を抜く その1
今回から本格的に家のDIYリノベーションを開始していきます。
一番最初の作業は部屋を狭く暗くしている一番の原因である間仕切りと垂れ壁の撤去です!壁を撤去するだけで部屋が相当広くなったように感じられました。
不要な壁を解体してみる
最初は誰もがやりたいセルフリノベの花形(?)、壁の解体からです。
分かれていた部屋が一つになり、届かなかった光が差し込む。壁を取り払うことは感動できる体験です。セルフリノベーション作業の順序でも書いたように、一番最初は不要な壁を壊すところから始めます。 家具はすでに別の部屋に運び終えました。
上部の垂れ壁と左の手すりが付いている壁をブチ抜きます。
和室側からも見てみましょう。 ターゲットは上の壁と正面右側の床から天井まで続く壁です。
バールで石膏ボードの壁を抜いていく
それでは早速始めていきましょう。 ガッ
うわー人生で始めて家を破壊している自分に動揺を隠せない。気持ちいいような、申し訳ないような。なんとも複雑な気分… 。使うのはセルフリノベのあらゆる解体シーンで欠かせない道具。 バールです。
以下の物を買いました。僕は基本、工具はAmazonから調達です。車不所持でホームセンターが近くにないので。
最初の穴を開けるのにでかい音が出て戸惑いましたが思い切りが重要です!穴を開ける音の大きさにビビり、このタイミングでお菓子を買ってお隣さんに挨拶に行ったのは言うまでもありません。
引き続き壊しに掛かります。バキバキッっと
ガラガラ崩れ落ちる石膏ボードたち。
粉塵が舞うのでその家に住みながら作業をしていく方は他の部屋へ粉塵が行かないように、ドアの隙間を養生テープやマスカーで塞いでおいた方がいいです。 私はこのとき知らずにやっていたので気付いたときには手遅れでした…
ちなみに僕自身の防塵は事前に対策していました。やっすい奴ですが防塵マスクと防塵ゴーグルを装着して作業しています。ゴーグルは付けてると曇ってくるんですよね。 でも付けないと粉塵が…悩ましい。
住みながらリノベしていた時にどうやって生活していたかを以下に書いたので合わせてどうぞ。
引き続き壁の撤去を続けます。
うーん、全然進まないよ。初めて使うバールのコツがつかめません。
それでも根気よく続けていると、いよいよ石膏ボードを止めるための型枠の木材が見えてきました。 こういうの見えるとワクワクしちゃいますね。
そして、やっとバールの使い方が分かってきました。
バールの使い方
バールの使い方のコツ、それは”テコの原理”です。
写真のように木材などの硬い部分に直角に曲がっている部分を当て込み、支点にします。 支点をずらさずに手元(力点)を下に降ろすと簡単に壁が壊れてくれます。
ありがちなのは私みたいにバール自体を手前に引いて壁を引っ張って壊そうとすること。 そうではなくて手元でバールを傾けるだけです。
災害でも使える知識が身に付きました。これが分かってからは作業が捗り始めます。が。ふと、あることが思い浮かんでしまったのです。
「石膏ボードをカッターで切っちゃった方が早いんじゃないか?」
やってみました。
結果:全然ダメです。
石膏ボードは12mmありますが、以外とカッターが貫通しなく効率が悪いだけでした。 止めたほうがいいです。
やっぱり壁はバールで壊そう。気を取り直して、脚立に乗ってバールで壁を崩していきます。
(石膏ボードに関しては音が許容できればトンカチでぶっ叩いて崩して行くのも早いです)
洋室側の垂れ壁を全て解体できました。 壁ってこの様に作られているのか。
砂壁を解体する
続いて和室側の砂壁を解体をしていきます。 正式には聚楽壁(じゅらくかべ)と呼ばれているようです。
この聚楽壁の構造は、表面がデコボコした石膏ボード(ラスボード)、その上に石膏プラスター(見た目コンクリートみたいな塗り壁の下地材)、その上に聚楽。と壁自体が三層構造になっており、その厚みは2cmくらいになります。
そのため、聚楽壁は思った以上に硬くて重いです。壊した時に落ちる壁の衝撃が大きくてビビりました。
ここもバールのテコの原理で軽々空きます。貫通!嬉しい!
石膏ボードの解体と同時に木材の型も切断しました。これは後々、石膏ボードを全て抜いてから木材解体でいいんですけど。
ちょっとスッキリ
1日目は陽も落ちてきたのでこんなとこで終了。初めての体験なもので予定より全然進みません…思い切りが必要ですね。
質問でも感想でもお気軽にコメントどうぞ!