ハイバックチェアなら「ビジョンピークス キャンバスリラックスチェア」が価格が手頃で質も良い
焚き火の時のリラックスタイム、どんな椅子を使っていますか?
今まで僕は背を浅くかけるローバックチェアを使っていました。しかし、友人が持ってきたコールマンのハイバックチェアに座ってから、その首まで包み込むような座り心地の虜に。
猛烈にハイバックチェアが欲しくなり、首まで預けられる素敵なチェアを探していたときに見つけたのが、「ビジョンピークス キャンバスリラックスチェア」でした。
価格が手頃なのに座り心地が良く、焚き火の前で寝落ちするのに最高のツールです。笑
買ってしばらく使ったので使い心地をレビューしていきます。
目次
「小川キャンパル ハイバックアームチェア」と同等品!?
初めハイバックチェアの中でも「小川キャンパル ハイバックチェア」が評判が良いことを聞きつけ、そちらを買おうかと検討していました。それが以下のもの。
しかし色々調べていると上記の「小川キャンパル ハイバックチェア」は、A&Fという会社の「アディロンダック リラックスキャンパーズチェア」と椅子の生地が違うだけでフレームが同じものとの情報が。それが以下のもの。
うーむ、アームの部分がちょっと変わっているけど確かに激似だしこの情報は間違いなさそう。複数のサイトに書いてあるし。
さらにさらに調べると、ヒマラヤというアウトドア用品を扱う店舗のPB(プライベートブランド)のビジョンピークスが出す「ビジョンピークス キャンバスリラックスチェア」が先ほどの「アディロンダック リラックスキャンパーズチェア」と同等品とのこと。Amazonのレビューでも以下のような情報を見つけました。
★★★★★ 寝落ちできる極上キャンプチェア
A&Fのアディロンダックリラックスキャンパーズチェアとフレームが同一のものだと思います。
調べてみたらもともと小川キャンパルがこのフレームのものを販売していて、小川キャンパルが倒産したタイミングでA&Fが工場と契約を結んでアディロンダックブランドで販売を始めたもののようです。
アディロンダックと同様キャンバス生地ですが、こちらは座面と背もたれに薄いクッションが内蔵されています。座り心地を良くするためだと思いますが、収納がしにくくなる上に、濡れて乾くのが遅くなるため、このクッションは不必要に感じます。
生地単体で比較すると、アディロンダックより多少薄くてゴワゴワした感じかもしれません。とは言えアディロンダックより4000円以上安い価格設定はとても良心的で助かります。
うわ、すごく良さそう。その「ビジョンピークス キャンバスリラックスチェア」が以下のもの。ちなみにVISIONPEAKSは飽きのこないスタンダードなデザインでコストパフォーマンスに優れたブランドというイメージがあります。
細部に違いはあれど確かにほぼ同じ。座り心地も良いらしい。
と言うことは、「小川キャンパル ハイバックチェア」≒「ビジョンピークス キャンバスリラックスチェア」という図式が成り立つのでは…。
サイズはほとんど変わりなく、重量はビジョンピークスより小川の方が肘掛の素材や背もたれ裏にポケットが付いてる設計上1kg重いようです。
価格的には「ビジョンピークス」<「アディロンダック」<「小川キャンパル」という順序。Amazonで値段を見ると、ビジョンピークスと小川キャンパルの価格差は5,000円。5,000円あったら焚き火台が買えるぞ…!
ということで、ビジョンピークス キャンバスリラックスチェア買ってみました。
頭まで預けられる傾斜深めなハイバックチェア
実際にキャンプ場で使った時に写真を撮ってみました。
角度は想像していたより深めです。何ぶんハイバックチェア自体が初めてなもので他と比較はできませんが、頭を預けて座るとかなり心地よい。逆に一度頭を預けてしまうと起き上がるのが面倒。要するに人をダメにするチェアということだ!笑
正面から見た様子。キャンバス地なので少しゴワゴワしてますが、座った感触はまさしくコットンで化繊より優しい感じがします。耐荷重は約80kg。
ケースから出した直後はどうしてもシワが目立ちます。
裏面から見た様子。座面〜背もたれのシートには薄いクッションが内臓されてます。これがあるから長時間座っていても疲れません。
ただこのクッションの利点と引き換えにケースにしまう時にゴワゴワしちゃって収納し難い欠点があります。
背面の折りたたみ部分。しっかりした作りで引っかかりなんかもありません。
肘掛も布地で覆われているので寒い時期のキャンプでもヒヤッとしないのは嬉しい仕様。しかもこのカーブが人間工学に基づいているのか座った時の腕にフィットするんですよ。
脚の接地面は鋭くならないようにカバーが取り付けられてます。これなら家のウッドデッキで使っても傷つける心配もなさそうですし、むしろ室内でも使えます。土・砂以外の上で使うときも安心できますね。
収納はもっさりしていて入れづらい
先ほどシートにクッションが入っている旨を書きましたが、そのおかげで折り畳んだときにゴワゴワしがちです。
以下の通り、厚みがあるので折り目を少し工夫してまとめる必要があります。
裏面はわりとマシです。スマートに折り畳めますます。
最初の脚4本を入れるところだけ少しやりづらく、この辺までくればスルッと入ってくれます。
焚き火台を囲むロースタイルのキャンプに最適
座面高さは約35cm。焚き火を囲むロースタイルのキャンプに合う最適な高さです。ヘリノックスのチェアワンが34cmなのでほぼ同じですね。
上の写真では「キャプテンスタッグ ヘキサステンレス ファイア グリル」を囲ってBBQをしていますがマジで調度良すぎます。笑 このあと網を外して焚き火に移行しました。
上に吊るしている照明は前に記事にも書いたスノーピークのたねほおずき。小さいけど明るい可愛い子ですよ。
焚き火の火の粉で穴が空かないキャンバス地
ポリエステルなどの化学繊維でできたチェアだと火の粉が飛んで穴が空くという話は良く聞きますよね。
しかし、このチェアは生地がキャンバス地なので焚き火で火の粉が飛んできても穴が空かないというのがメリット。これ僕は結構重要視したポイントです!かなり近寄っても大丈夫だし、風が吹いてても余裕で安心して席を立てます。
コストパフォーマンスに優れる信頼できるハイバックチェア
ハイバックチェアは折り畳んでも大きいし重いので、携帯性を重視する人は断然ヘリノックスの方が良いと思います。そこは用途やスタイルによってどちらを選ぶかですね。
僕はローバックなチェアを使っていたときに比べ長時間座っていても疲れなくなりました。むしろ癒されすぎて焚き火の暖かさと合間って寝落ちする始末。キャンバス リラックスチェアを買ってとても満足して使っています。
手頃なハイバックチェアを探しているけど、質は妥協したくないという人に是非手に取って見てほしいアウトドアチェアです。
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