小屋に羽目板の外壁を張る

前回で物置き小屋部分の壁の下地づくりが終わったので、今回は外壁を張っていきます。

作っているのは農作業具を入れる物置き小屋なので、内装は整えず簡易的に済ませる計画です。屋根も張らない予定でもちろん断熱なんて考慮に入れません。それでもベースはしっかり作られ、羽目板を使った外壁はカッコよく仕上がりました。

では実際、羽目板を外壁に貼った手順を紹介していきます。

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小屋の裏側は構造用合板で仕上げ

いきなり記事タイトルと違うことしてますが…参考程度に紹介させてください。笑
小屋の全面と側面の3面は羽目板の外壁を仕上げるんですが、小屋の裏面はコストを考慮して構造用合板のみを張っていきます。

以下の画像の右側にある合板が裏面に取り付けるもの。ブルーのペンキでペイントしている途中です。

ペイントした方を内装側にして、裏から下地の柱に向けてビスを打っていきます。

下地がある箇所が分かりやすいように墨打ち器でラインを出しています。ビスの間隔は20cmぐらい。バシバシ固定しちゃいます。↓これの先端を壁に刺し、糸を伸ばしてパチンッとすれば墨が打てます。原始的だけど超絶便利ツール。

固定した壁を前から見ると、ブルーの壁にこげ茶の柱が結構いけてるんじゃないですかね?やっぱり色が入ると空間が締まります。ちなみにコスト削減のため内側には構造用合板を張らないので小屋の内側は下地の柱が見えたままになります。

下地部分には棚が取り付けられるので、L型アングル棚受けを設置。ちなみにインパクトドライバーで取り付けているのは小学生ですw

羽目板の外壁を張る

いよいよ本題。他の3面はレッドシダーの羽目板を外壁として貼っていきます。

個人的に木の外壁に憧れがあったので実際張る作業を経験できてとても嬉しい。木材の外壁の家ってかっこいいですよね。

羽目板を長持ちさせるためにノンロットという塗料を塗っていきます。

この塗料は表面に撥水性能を持たせ、なおかつ木材を腐りにくくする効果があります。羽目板を取り付ける前に二度塗り。

ノンロットが乾いたら、小屋のサイズに合わせ羽目板を丸ノコでカットします。

断熱の必要がない小屋なので、構造用合板は張らずに下地に直接羽目板を釘で打ち付けていきます。

もし人が住む小屋の場合は、構造用合板を張って防水シートを被せてから羽目板を取り付けるべきです。下地の間に断熱材を入れて内側も構造用合板か石膏ボードで塞ぎたいところ。

話を戻して、下から順々に羽目板を貼っていきます。

使っているのはスクリュー釘。特徴として、普通の釘より抜けにくい性質を持っていますが、叩く時に回転しながら刺さっていくため普通の釘より打つのが難しい。私自身も慣れないうちは真っ直ぐ打ち込めず、いくつか釘を曲げてしまいました。

釘を打つ箇所は、板の真ん中より上部に2箇所。次に来る板で隠れてしまう場所に打っています。

羽目板の重ね具合は、板の下に引っ掛けて30cmのところに次の板の上端が来るよう間隔を取っています。今回は30cmですが、この間隔に決まった数値はなく完全に好みの問題なので好きな重なり具合を自分で設定すると良いでしょうね。

正面の下部分がほぼ完成。

ちなみに室内側から壁を見るとこんな感じ

窓枠部分も考慮して測定してしっかりカット。

正面は完成!!うわー、こういう外壁の家に住みたい。窓の奥から覗くブルーの壁が良い味出してます。

側面も同じように板をカットしてはスクリュー釘で打ち付けていきます。子供と一緒に!

だいぶ小屋らしくなってきました。

扉側の側面も同じように張っていたんですが、ここまで来て羽目板の在庫が尽きたー!

ドアにもガラスを入れてなかったり、本棚部分もまだ途中で色がチグハグだったりしますが、だいぶパーゴラ&物置き小屋が完成に近づきました!

もっとも見た目が小屋っぽくなる工程だったので作業が楽しかったー!

次に記事では小屋に取り付けた「扉のエイジング塗装、ドアノブの取り付け、扉の設置を工程」を書きました。

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他の工程は以下の記事でまとめているのでご興味あれば合わせてどうぞ。

パーゴラ&物置き小屋建てシリーズ記事一覧

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