リノベーションを考えている全ての人に最初に手に取ってほしい本「最高に気持ちいい住まいのリノベーション図鑑」

リノベーション図鑑表紙

いきなりですが。住まいの建築やインテリアの本って見てるだけで楽しくないですか?

建築本って何が面白いかというと、載ってる素敵な家々に自分が住むという妄想をするからだと思っています。

そして今まさに家造りをしようとしている人にとってはさらに面白い!本に載っている内装を我が家に取り入れるとどうだろうと妄想が実現する可能性を探りながら見ているんですもの。

私も自宅をDIYでリノベーションしながら住んでいるので、もちろんこういった本を見るのが好きです。数えてみると去年はなんと年間31冊も買っていました。(!?来年は少し減らそう…。)ほとんどは年に数回あるKindleセール時に買ったものなんですけどね。

そんな年間何十冊も住まいの建築本を買う、人の家のぞき眺めマニアな私ですが、(セルフ含め)リノベーションを考えている人に是非読んで欲しい本があるので紹介させてください。

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「最高に気持ちいい住まいのリノベーション図鑑」という本

200ページを超えるなかなかのボリュームの本です。この本に載ってる200件近い作例を全カラーで紹介されています。

そしてこの「リノベーション図鑑」は、リノベーション業界の第一線で活躍する著名人たちが企画・監修に携わっているんです。

以下でこの本が素晴らしい点をいくつか書いてみます。

読んで欲しい理由

リノベーションで使われる「手法」「アイディア」「パターン」を網羅している

図鑑という名の通り、リノベーションで使われる「手法」「アイディア」「パターン」の網羅性は素晴らしいです。

本書は以下のようにChapter1〜Chapter7までそれぞれのテーマで構成されています。

  1. 仕上げのリノベーション
  2. 部材のリノベーション
  3. 収納のリノベーション
  4. 間取りのリノベーション
  5. 敷地のリノベーション
  6. 環境のリノベーション
  7. 構造のリノベーション

リノベーション図鑑目次

内容を見てみると、Chapter1の「仕上げのリノベーション」では、
ペンキ仕上げや素材の質感を活かす仕上げ方であったり、コストの安い素材をどうカッコよく取り入れるか。などについて書かれています。

自分の好きな質感を見つけることができ、それらの素材を上手に使う手法が散りばめられています。

本書の中では以下の言葉が書かれています。

リノベーションにおいて「仕上げ」は空間の質感を決める大切な要素。基本的な作業は、塗る、貼る、剥ぐなどだが、この本のなかには、塗った後拭き取る、粗めに削る、あえてムラを出すなど、リノベーションならではのテクニックを紹介している。仕上げへのこだわり次第で、空間はさまざまな表情を持つのだ。

いい感じで経年変化している素材が残っている場合、隠して仕上げてしまうのは勿体無い。その質感をインテリアの一部として活かしてみるというのもデザインの一つ。例えばレンガのブロック塀、少々くたびれた木造の壁など、見せ方次第でそれらがぐっと引き立つ空間もある。

実際セルフプロデュース&セルフリノベーションした私にとってもこれは「うんうん。」と妙に共感してしまうというか、自分の思っていたことを言語化してくれたな。という思いでした。

部屋を構成する素材感、仕上げの質感が空間の印象を大きく左右するんですよね。例えば、壁をツヤ有りペンキで仕上げるのか・ツヤ無しペンキで仕上げるのかによってもその部屋の持つ空気感が変わってきます。

やはりいろんな作例を見るのは理想(施工前)と現実(施行後)に差がでないようにするために重要です。

Chapter2の「部材のリノベーション」では、木造やプレハブの隠れていた構造の部分をあえて積極的に見せるテクニックであったり、ユーズド感やインダストリアル感の出るアイテムを取り入れて元からその家にあった「実はカッコイイもの」の魅力を引き出す実例が紹介されています。

これまた以下のような良い文章が記されています。

パーツは身の回りにあふれている。カタログなんかに頼ってはいけない。必要なのは柔軟な視点。朝ごはんの茶碗だって逆さまにすればランプシェードに見えてくる。日常見慣れたものもひとひねりで愛すべきインテリアパーツに様変わり。ルーツを知っているものなら、愛着もひとしお。リノベーションはそもそも生い立ち、用途、目的が異なるもの同士を新たに組み合わせて、関係性を構築して生ずる空間の妙を楽しむもの。

だからリノベーションは楽しいんですよね。

当時の大工さんや施主がどんな思いでこの空間やパーツを設けたのか。実際言葉で聞かなくてもそのパーツを見て読み取り想像する。そこにロマンを感じたならば何らかの形で活用して最大限の魅力を引き出してあげる。といったリノベーションならではの魅力が無限にあると思っています。

リノベーションを考えている人に一番最初に手に取ってほしい本

リノベーション図鑑表紙

他のリノベーション事例本でも見るのは楽しいし美しい家が豊富に乗っています。それらからインスピレーションを得て家造りのアイディアが生まれてくることもあるでしょう。

しかしこれらは一冊に掲載されている手法や素材が断片的なので、多くの本を眺めるという経験を積まなければ手法の見逃しが出てきてしまうんです。

一方「リノベーション図鑑」が他と違うのは、現時点で世のリノベーションで使われている手法(仕上げ、部材、間取り、収納など)を一冊で網羅していることです。まさしくリノベーションの図鑑。

ただし、事例紹介に特化した本なのでローンだとか事務手続きだとか資金面の話は載っていません。その点は他の本を読んで勉強する必要はあります。

最初にこの一冊を手に取ってもらい、この本をもとに取り入れたい手法を知ったうえで他の本やネットなどのツールで好きなテイストを深掘りしていくのが最適ではないかと思います。

リノベーション会社の担当者と話す時も知識の引き出しが多いとより自分らしい部屋にできるはずです。

リノベーションでどんな家が作れるのか、一冊で手法を網羅したい人にはおすすめしたい書籍です。

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