インダストリアル感溢れる照明。松本船舶のマリンランプを設置した風景

マリンランプを部屋に設置してから3年。真鍮素材のガードを使用しているため経年劣化の風合いが楽しめるようになってきました。

リアルの友達が家に遊びに来ると他の家に無い珍しさからか、ほとんどの人がマリンランプについて何かしらの反応をされます。気になっている人が多いのかなという印象もあり、今回はマリンランプを取り付けた経緯からLED照明を取り付けた点灯の様子まで詳しく書いてみることにしました。

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なぜマリンランプを部屋に採用したか?

実は深い理由はありません笑。単純にフォルム・素材感・点灯時にできる影を見てビビッときたから。簡単に言うと「かっこいいと思ったから」という直感?衝動買いです。

家の中にマリンランプがあるシチュエーションって非現実的だと思うんですよ。それが自分の部屋にあるって考えただけでワクワクしてきちゃってどこに設置するか決まってないうちにモノだけ先に買っちゃいました。

そもそもマリンランプは名前の通り、耐久性や防水性が必要な船のデッキや通路で使用されます。その過酷な環境に適して進化した機能的なフォルムはインダストリアル感抜群。何かしらの機能美を追求したデザインというのは必然的に魅力的な物になるんですね。

ぶつかっても灯が消えないよう備えられている真鍮のガードから生まれる十字の影。そこに交わる丸い円。そこに惚れてしまいました。

ガードは真鍮、グローブはガラスの二重構造で素材的にも高級感も兼ね備えています。真鍮素材はいい意味で経年劣化が感じられるのがまた最高です。我が家の状態は室内使用の3年目ですが少しずつ味がでてきました。経年劣化が嫌な方はメッキ仕上げのシルバーもあるのでそっちの方がいいかもしれません。

一つだけ取り付けると部屋のアクセントとして楽しめます。それに対して、複数個設置すると必然的に海外のレトロな海辺の雰囲気が漂います。海辺の雰囲気が好きな人は複数設置も良いかもしれませんね。

一つでも表しの天井と一緒に見るだけで船の甲板の下の部屋って感じの雰囲気が出てるなぁと感じています。

ちなみにこの天井は元あった天井をDIYで抜いて高くしています。なので天井の構造も配管も丸見えです。

壁への設置方法

マリンランプ自体は部屋をセルフリノベーションしたときに、電気配線の引き直しと同時に電気工事士さんに取り付けてもらいました。引っ掛けローゼットに対応していないので素人が配線するのはNGだったためです。(後述しますが工事不要のコンセント給電タイプもあります。)

以下の記事で取り付けてもらってます。

関連記事:ライティングレール取り付けを電気工事士に委託。自分で電材を調達する

以下はDIY中の当時の画像ですが、右下のマリンランプを取り付けるところからチョロっと電気の配線が出ているのが分かりますかね。この配線に直接繋いでいます。

取り付けパーツの中にはパッキンも付属されていて、設置時に一緒に取り付けることによって水が掛かっても使える仕様になってます。我が家では水のかからない箇所に設置されていますが一応パッキンも挟んでます。壁とランプの間に黒いゴムが見えるでしょうか。

取り付けた壁の後ろには木材の柱が通っていてそこにビスを効かせています。

マリンランプ自体に4つのビス留め箇所があります。ですが、実は効いているのは柱上にある上下の2つのビスのみ。左右のビスは一応入れていますが完全に飾りな状態です。石膏ボードにビスを打っても物を支える耐久性はありませんから。

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電球、カバーを取り付け

土台部分の取り付けが完了したら、電球とカバーをちゃちゃっと取り付ければ完成です。

まずは電球から取り付けます。

うちで使っているのはビートソニックの影美人という一点光源型のLED電球。LEDを選んだのは省エネの観点からです。

影美人は白熱電球のフィラメントが光っているかの様に一点からLED光源が広がるように作られていて、綺麗に照明の影を作ってくれます。マリンランプの魅力はやはりガード枠の作り出す影なのでそこは綺麗に演出したい要素として影美人を選択しました。(※残念なことに影美人は廃盤になってしまいました)

電球を設置したらパッキン、ガラスのグローブ、ガードの3つをねじ込んで設置完了。

これで使えるようになります。土台部分の配線だけ電気工事士さんにやってもらえれば楽勝です。取り外していつでも水洗いすることもできます。

コンセントから電源を取る電気工事が不要なタイプもある

電気工事なんていう大掛かりなことはしたくないけどマリンランプを使いたい!という人もいるかと思います。そんなときはコンセントから電源を取るタイプもありますよ。

棚や床、テーブルに置いてもかっこいいだろうし、ベランダや庭のデッキでたまに食事をするときに出してきて良い雰囲気を作ると良いかも。

屋外や浴室などの水場でも使える

先ほどもパッキンが付属している話はしましたが、船舶照明なので防水仕様に作られています。お風呂や洗面所の照明として使えるのが嬉しいところ。雰囲気的に水場にも合いますからね。

ただし、ウッドデッキなどに「上向き」に設置する場合は今まで紹介してきたマリンランプは防水機能的に推奨していないようで、以下のランプだったら使えるようです。横向き下向きなら今までのものでも耐水性があります。詳しいことは商品の説明ページに書いてあるのでそちらを確認してください。

玄関までの通路、外壁の照明やウッドデッキで使ったら絶対かっこいい。庭のある家だったら外でも使いたかったな。

導入するなら新築やリフォーム・リノベーション時に

ここまで、マリンランプのかっこよさを語ってみたり、取り付け方やシチュエーションを紹介してきました。

ただ、コンセント給電タイプ以外は電気工事を頼んだり、照明を増やす分スイッチも増設しなければならなかったりと導入のハードルが高いのも事実。

やはり新築やリフォーム・リノベーションを行うときに施主支給で取り付けてもらうのが一番スムーズかなと思います。逆に言えばそのタイミングを逃すとまた取り付けが大変になってしまいます。

意外なことに金額的にもそこまで高価ではないし気になっている方は導入してみてはいかがでしょうか。他と一線を画す家になること間違いありません。

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コメント一覧

  • Comments ( 2 )
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  1. by かとうまさひろ

    こんばんは、
    私も新築の家に松本船舶のマリンランプをつけたいと思っていますが、ビートソニックの影美人は生産終了になっています。
    他におすすめのLED電球はありますか?
    よろしくお願い致します。

    • by Suke

      かとうさん、初めまして!

      実は我が家も最近影美人が切れてしまい、その後綺麗な影の出る電球を探し彷徨っていました。
      以下の記事でもマリンランプの電球どうしよう問題について少し触れているのですが、点光源でない電球だと影がハッキリでなくて魅力を引き出せないんですよね。

      フィラメント型LED電球は安価で色味が素晴らしいが影をハッキリ出したい場所では不向き

      肝心のおすすめの電球ですが、現在は割り切って20Wの白熱灯を使っています。LEDだと色と光源含めた最適解が見つかっていないのが現状です。。
      20Wぐらいなら電気代もそこまで気にしなくても良いかなと思い、理想のものが見つかるまでこのまま使う予定です。
      僕もアンテナ張っておりますが、もし良い電球見つけたら教えて頂けると嬉しいです!

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